はじめに
ふとあることに気がつきました。
「結局、環境って何なんだ?」
調べてみると自分がきちんと理解できていなかったことがわかったので備忘録として残しておくことにしました。
環境とは
わわわIT用語辞典によると、「何かをする場」のことである、とのことです。それは多くの場合、コンピュータのハードウェアやハードディスクなどのストレージ上に構築されるものです。多くの場合はOSが実行され、その上にWebブラウザやOffice系、Visual StudioやAnacondaといったアプリケーションが実行されます。
そして、特にソフトウェアやシステムを開発する環境を開発環境と呼びます。開発環境には開発するための機材やネットワーク、ソフトウェアが揃っている必要があります。
統合開発環境とは
統合開発環境(Integrated Development Environment)とは、プログラミングするときに必要なソフトウェアを1つにパッケージしたソフトウェアのことです。つまり、言語やライブラリ等もインストール済みということになります。Visual Studioはそのアプリケーションの1つです。
仮想環境とは
仮想環境(virtual environment)とは、インストールしたモジュールやパッケージ、またプログラミング言語のバージョンごとに分離された開発環境のことです。
開発したいソフトウェアごとに言語やパッケージのバージョンを切り替えることで、ソフトウェアの矛盾や競合を防ぐことができます。Anaconda上では複数の仮想環境が構築できます。
そして、venvは一つのシステムの中に分離されたPythonの環境を作ることができるソフトウェアです。コマンドで仮想環境を作ったり、仮想環境に出入りすることができます。
終わりに
次はvenvコマンドについてまとめたいと思います。