はじめに
IBM iで正規表現(2)【バックスラッシュを使用したい場合】で紹介したように、「X」を使用することで、文字を16進数で表現することができます。
しかし、使用したい文字を16進数で表現する際に、都度別途ツールなどを使って調べることは面倒に感じるかもしれません。
そこで今回は、IBM i上で文字の16進数を確認する方法をご紹介します。
コマンド
DSPPFM
(物理ファイル・メンバー表示)
物理ファイル・メンバー表示(DSPPFM)コマンドは物理データベース・ファイル・メンバーを表示します。 ファイルがキー順アクセス・パスであっても,レコードは到着順に表示されます。 ファイルを通覧したり,レコード番号によって特定のレコードを見つけたり,レコード内の開始位置を指定したりすることができます。 また,レコードの文字表示または16進表示を選択することもできます。
16進数を確認する方法
DSPPFM
コマンドを使用して、16進数を確認したい文字が書かれているファイル・メンバーを表示します。(画像1)
次に「F10=16進表示」をクリックします。(「F24=キーの続き」をクリックすると表示されます)
そうすると、(画像2)のように、文字が16進数で表示されるようになります。
文字列は「ILERPG Advent Calendar 2024」です。
ご参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。