はじめに
私は日頃、IBM iでプログラム開発をする際はSEUを使用しています。
SEUはRPGの入力補完をしてくれるので、重宝しています。
しかし、先日SEUが何度確認しても間違っていない箇所で「トークンが正しくない。トークンは無視されます。」というメッセージを表示して困ってしまいました。
しかも、コンパイルは問題なくできる...
この記事では、上記のような状況でSEUから表示されるメッセージ「トークンが正しくない。トークンは無視されます。」の原因と対処方法をご紹介します。
原因
SEUはIBM i 6.1の時点で機能拡張を停止しています。
そのため、機能拡張停止以降に使用できるようになった機能に対して「トークンが正しくない。トークンは無視されます。」というメッセージを表示します。
対処方法
- IBM iの公式ページ等で使用したい機能が、IBM i 6.1よりも後に追加/変更された機能か確認(画像1)
- 1.に該当していたら、メッセージを無視して、「メンバーの変更/作成」→コンパイル
(画像1)
IBM Documentation
おわりに
SEUについてはPDMとSEU| IBM iの開発に欠かせない2つのツールがもつ強みと考慮点 ~IBM iの開発環境を見直そうで詳しくご紹介されています。
ご参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。