はじめに
前回は、サービスプログラムの実現を可能としている ILE(統合化開発環境)についてご紹介しました。
今回は、プログラム内でサービスプログラムが実行されるまでの流れについてご紹介します。
この記事は、プログラム開発をする上で欠かせないサービスプログラムの、一から学習した記録をシリーズに分けてご紹介しています。
サービスプログラムの作成手順
以下の手順でサービスプログラムを作成します。
- プログラム内で呼び出したいプロシージャーを記述する。
一つのサービスプログラム内には、複数のプロシージャーを宣言することが可能です。 - プロシージャーを記述したソース・メンバーをモジュールにする。(画像1)
- 公開したいモジュールをエクスポートリストに記述する。
- モジュールからサービスプログラムを作成する際にエクスポートリストを読み込む。(画像2)
サービスプログラムはどうやって実行されているのか?
プロシージャーを実行するプログラムを作成(コンパイル)する際に、実行したいプロシージャーを宣言しているサービスプログラムを指定します。
その際、代わりにバインディング・ディレクトリーを指定することができます。
バインディング・ディレクトリーを指定した場合、バインディング・ディレクトリー内でサービスプログラムが登録されていれば、プロシージャーを実行することが可能です。(画像3)
おわりに
今回はプログラム内でサービスプログラムが実行されるまでの流れについてご紹介しました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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サービスプログラムを作成できるようになるまで(1)_サービスプログラムの前提
サービスプログラムを作成できるようになるまで(3)_サービスプログラムの作成
サービスプログラムを作成できるようになるまで(4)_サービスプログラムの実行