はじめに
2025年10月29日(水)に開催されました「改めて ILE RPG を学ぶ。RPG III脳から、ひとつ先へ!」をテーマにしたIBM iリスキリングカレッジ第4弾にて、講師を務めさせて頂きました。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
IBM i リスキリングカレッジ第4弾の開催報告・資料と動画公開のお知らせ
本記事では、その際に解説した『ILE RPGのデバッグ』について内容をまとめています。
RPG-IVのデバッグ機能であるSTRDBGの基本操作についてご紹介します。
STRDBG基本操作ガイド
STRDBGには多くの機能がありますが、ここでは個⼈的に特に使⽤頻度の⾼い下表の機能に絞ってご紹介します。
| キー | 機能 | 詳細 |
|---|---|---|
| F6 | 停止点の追加/消去 (ブレークポイント) |
プログラムの指定行で処理を 一時停止させる |
| F10 | ステップ | プログラムを1ステートメントずつ 実行して処理の流れを確認 |
| F11 | 変数の表示 | カーソルが置かれた変数の現在値を確認 |
| F14 | モジュール・リストの処理 | デバッグ対象プログラムや モジュールの一覧を表示 |
| F22 | ステップイントゥ | 呼び出し先の処理の内部まで追跡して 実行する場合に使用 |
F6 停⽌点の追加/消去 (ブレークポイント)
プログラムの特定⾏で処理を⼀時停⽌させたい場合、ブレークポイントを設定します。
カーソルを停⽌させたい⾏に置き、F6キーを押すと、ブレークポイントが設定され、無条件で処理が停⽌します。
また、コマンドラインで以下のように指定すると、特定の条件を満たした場合のみ停止させることも可能です。
BREAK 行番号 WHEN 式
F10 ステップ
プログラムの処理の流れを細かく追いたい場合は、F10キーを使います。
1⾏ずつ実⾏を進めながら、処理の動作を確認できます。
外部プログラム等の呼び出し行でF10キーを押した場合、その内部には入らず、呼び出しが完了した後の行に進みます。
F22 ステップイントゥ
呼び出し処理の内部まで確認したい場合は、F22キーを使います。
呼び出し先のプログラムに⼊り、その処理を確認できます。
F11 変数の表⽰
確認したい変数にカーソルを置き、F11キーを押すと、プログラム実行中の変数の値を確認できます。
コマンドラインで以下を入力して任意の変数を確認することも可能です。
EVAL 変数
F14 モジュール・リストの処理
F14キーは、デバッグ対象プログラムやモジュールの一覧を表示します。
異なるモジュールのソースに切り替えてデバッグする際に便利です。
STRDBGの基本的な流れ
F10 ステップ と F22 ステップイントゥ の違い
おわりに
次回はSTRDBGのリモート操作についてご紹介します。
ご参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。

