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IFS上のオブジェクト保管(SAV)時の保管先(DEV) qsys.lib

Last updated at Posted at 2023-12-06

はじめに

統合ファイルシステム(以下、IFS)上のディレクトリやファイルを保管する際に使用するコマンドSAV
そのパラメーターの一つとして当然ですが、オブジェクトの保管先を指定します。

私は日常的にSAVFを保管先に指定しています。

もしライブラリーを保管するコマンドSAVLIBであれば(画像1)のように、ライブラリーと保管ファイル(SAVF)を指定します。

(画像1)
savDevQsys_01.png

一方、SAVでは(画像2)のように、フルパスが求められます。

(画像2)
savDevQsys_02.png

そのため、SAVLIBコマンド等で保管を行ったことがある方も、初めてSAVコマンドを使用する際はどのように指定してよいか戸惑うようにも思います。

この記事では、IFS上のオブジェクトをSAVFへ保管する際の保管先(DEV)の指定方法についてご紹介します。

DEVパラメーターの値

パラメーターは以下のように指定します。
/qsys.lib/ライブラリー名.lib/SAVF名.file

IFSでは「/(ルート)」の配下の一つとして、「/QSYS.LIB」が統合されています。
その「/QSYS.LIB」内にライブラリー/オブジェクトが配置されているため、/qsys.lib/ライブラリー名.lib/SAVF名.fileのようにパラメーターを指定する必要があります。

おわりに

IFSについてはIBMi駆け出し日記:iのファイルシステム(IFS)を理解するで分かり易くご紹介されています。

ご参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。

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