これは一人でダイソーのおもちゃを毎日分解する Advent Calendar 2022の22日目(2日目)の記事です。
こんにちは、@tama_Udです。今日はダイソーで売っているソーラー電池式電卓「プリント電卓(ウッド調)」を分解したいと思います。
分解する商品スペック
店: DAISO
価格: ¥100(税込 ¥110)
商品url: https://jp.daisonet.com/products/4549131683127
商品写真:
分解していく
商品を取り出す
裏側
電池ボックスと絶縁体が見えます。
ソーラー・電池併用で動作するため、ボタン電池がなくても計算できます。
ボタン電池なしでパネルを10秒程度覆うと液晶の表示は消えますが、再度光に当てると元の数値を表示するので、電池なしでも問題く使用できそうです(おそらくパネルを覆った状態だとボタン電池のみの動作も可能なはずですが、確認忘れました)。
本体を開ける
さっそく分解していきましょう。電池ボックスのネジを外し、ボタン電池と絶縁体を抜き取ります。
すでに基盤らしいものが見えていますね。
表面端の溝にマイナスドライバーを入れて、黒いカバーを開けます。
基盤と液晶への配線が見えました。
観察してみる
基盤のアップ
やはりチップ部分はモールドされているんですね。
基盤の裏面、もといボタン側
鈍い銅色の部分とボタンの穴はピッタリ一致します。ボタンの内側には導体が仕込んであるっぽいですね。
鈍い銅色の部分を指やハサミの先などで触ると入力できます。
こちらの基盤は『両面基盤』のようです。
基盤って重ねられるんですね(ソフトウェアエンジニア並感想)。
確かにVIAホールと呼ばれる穴が空いているのが見えますね。表面(電池がある側)の電流が、この穴の内側に施された導体メッキを通って裏面(ボタンがある側)に流れる仕組みなっているんですねー。
立体交差の基盤バージョンみたいなものでしょうか。
今回の液晶部分の配線はテープで止められているようです。ちゃんと一本ずつ配線部分を合わせて貼ってあるので、ちょっと手間がかかっているのかもしれません。
今日は基盤を炙りません!以上!
終わりに
25日まで5日間毎日分解を頑張れなかったので、25日の昼に3記事まとめて書いています。
良い子の皆はこんな大人にならないように。メリークリスマス。
明日は@tama_Udさんの『ダイソーのびりびりタバコを分解する』です。お楽しみに!