前提
Gitとは何かを知っている人向けです。
**Gitとは?**を学びたい方は下記のリンクを読んでから、こちらの記事を見てもらえれば幸いです。
https://qiita.com/tama0571046/items/29560a33f23a0ba63e1e
普段コマンドでGitを使うことが少ないのでおさらいも兼ねて、Gitで使う実践的なコマンドを記述していきたいと思います。
Gitを操作する便利なソフトが沢山ありますが、コマンドを覚えておくことでより深くGitを学ぶことができるかと思います!
初期設定
基本的には1回だけ行うコマンド
git config --global user.name "USERNAME"
git config --global user.email git@sample.com
GitHubへプッシュするときのユーザー設定
この設定をすることによって全てのプロジェクトを上記のユーザーとしてプッシュすることができる
git init
ローカルリポジトリを作成する
Gitで管理を始める場合は必ずこのコマンドを行う必要がある
git remote add origin https://github.com/[user name]/[repository name].git
ローカルリポジトリとリモートリポジトリを紐付ける
GitHubやbitbucketで作成したリポジトリにプッシュするための前準備
変更内容の登録
ソースの変更点をGitで教える方法
git add .
git add [ファイル名]
ローカルからステージングエリア(控室)へ変更内容を移動する
[ . ]とした場合は全変更内容が適応される
git rm
削除したファイルをステージングエリアに移動する
git rm --cached [ファイル名]
gitの管理からは外したいが、ローカルにはファイルを残したいときに使用する
後述する**[.gitignore]**を使用しないと、再びGitで管理されるので注意
git commit -v
ステージングエリアからローカルリポジトリに変更内容を反映する
[-v]とすることで、commit内容の詳細をvimなどで確認することができる
git push origin master
ローカルリポジトリからリモートリポジトリに変更内容を反映させる
[origin master]はGitHubでの定型句のようなものなので、とりあえずそのまま覚えておけば良い
気になる人は調べてね!
変更内容の確認
修正した内容の確認
git log --oneline
git log -p [ファイル名]
commitの履歴を見ることができる
[--oneline]をつけないと情報量が多すぎて確認しにくい
1ファイルの細かい履歴を見たい場合は[ファイル名]を付けよう
git status
現在のファイルの変更状況を確認できる
赤文字:ステージングエリアに移動前
緑文字:ステージングエリアに移動後
git diff
git diff HEAD
commitする前にファイルの変更差分(ローカルとステージングエリアの差分)を確認することができる
「HEAD」とつけることでステージングエリアと最新のcommitとの差分が確認できる
その他
git reset .
git reset [ファイル名]
git addしたファイルをステージングエリアからローカルに戻す
git checkout .
git checkout [ファイル名]
ステージングエリアに移動する前のファイルの変更点を、最後にcommitした内容に戻すことができる
.gitignore
コマンドではなくGit管理されているプロジェクトに[.gitignore]というファイルを追加する
vimやテキストエディターで開いて、管理したくないファイル(フォルダ)のパスを記入すると対象のファイル(フォルダ)がGitの管理から外れる
- 自動生成されるファイル
- パスワードが記載されているファイル
これらのファイルには積極的に使用していこう