はじめに
WordPressに触れてみたい。そんな時にこちらのサイトを見つけたので参考にWordPressのウェブサイトをAWSで構築します。
2020年に初めてAWSを触ったときに同様のことを試行錯誤しながらやってみたのですが、その頃と比較しながら作ってみました。
VPCとネットワーク
VPCの作成時に「VPCなど」を選ぶことにより、SubnetやルートテーブルにNATゲートウェイまでうまいこと作成してくれるようになっていました。これは便利です。
↓あの頃試行錯誤しながら作ったネットワークコンポーネントが一気に作られていく様は壮観でした。
EC2をつくる
EC2をパブリックサブネットに作成します。Amazon Linuxで作りますが下記のインストールスクリプトを利用することによりWordPressがインストール済みになります。
このスクリプトはややチートでしたが、おかげさまでEC2にsshする間もなくワンアクションで完成しました。過去の試行錯誤はこちら↓
RDSでMySQLを構築
データベースを作成する際に驚いたのは接続元となるEC2を選ぶことにより、接続の設定が整えられるというところでした。VPCやSubnetが自動的に選ばれるうえに、EC2側とRDS双方に必要なセキュリティグループをセットしてくれます。
また、SSDがgp2とgp3を選択できるようになりました。以前はたしかgp2のみだったはず。
データベース名(例:wordpress)を設定しておかないと最初のデータベースが作成されないのでここだけ注意です。
ELBを設置してスケーラビリティを確保する
ELBに関しては依然とそれほど変わっていないような印象でした。
WordPress
そんなこんなでスケーラブルなWordPressサイトができました。全体的に以前よりもUIが改善しており、さらには自動的に調えられる部分が増えたので、操作がスピーディーになって気持ちよかったです。
おわりに
このハンズオンで得たことは下記の2点です。
- EC2の構築時に自動的にWordPressを設定できるインストールスクリプトが便利
- スケーラブルなWebサイト構成を理解して、サクッと作るための情報が集められた
しかしWordPressに触れてみたい、ということにしてはやや構成が大掛かりすぎて、コストもそれなりにかかるので、Lightsail等を検討することにしました。