条件付き書式はテーブルみたいな列名付与ができないのでパッと見で数式がわかりづらいだけでなく、似たような判定式を複数作っているとどれがどれか分からなくなりますよね。
さらにコピペで増殖された日には改修する気が一気に失せます。
そこで関数にコメントを入れる方法を使えばまだマシにできないかと試したところ、参照セルの見づらさは改善できないまでも意図は分かりやすくすることができました。
IF関数のFALSEを使ってコメント化する
=IF(論理式,TRUE,"コメント")
とするだけで条件付き書式に意味をつけられます。
素晴らしい。
N関数を使ってコメント化する
もちろんN関数も使えます。
判定対象が数値の場合
=N("コメント")+論理式
ここで注意すべきは&ではなく**+**で結合するところです。
| 基準値 | 評価値 |
|---|---|
| 0.48 | 0.56 |
| =N("コメント")&$A2 | =N("コメント")+$A2 |
|---|---|
| 00.48 | 0.56 |
&でつなげると、「00.65なんぞ」とExcelがご認識してしまいます。
数値なので+
判定対象が文字列の場合(あいまい検索)
| 対象文字列 | KW |
|---|---|
| エクセル | セル |
あいまい検索時には結局COUNTIFが吐いた数値で評価するので=N("コメント")+論理式という形は変わりません。
判定対象が文字列の場合(完全一致)
| 対象文字列 | KW |
|---|---|
| エクセル | エクセル |
今度はT関数で挟んでやります。
T(N("コメント"))&論理式となり、+ではなく&でつないでいます。
まとめ
結論、コメントをつけたい位置によって使い分ければいい気もしますが、
N関数は+だの&だのT関数で挟む挟まないだの場合分けが必要なので
IF関数が万能で書きやすいかな、という印象です。
ただ、数式が長くなってコメントが後ろにいくと見えないよ、というときは頑張ってN関数で書くしかないですね。
| 構文 | コメント位置 | 使い分け | |
|---|---|---|---|
| IF関数 | =IF(論理式,TRUE,"コメント") | 後 | 数式を先に見たいとき |
| N関数:数値判定 | =N("コメント")+論理式 | 前 | 意図を先に見たいとき |
| N関数:数値判定 | =論理式+N("コメント") | 後 | 数式を先に見たいとき |
| N関数:文字列判定 | =T(N("コメント"))&論理式 | 前 | 意図を先に見たいとき |
| N関数:文字列判定 | =論理式&T(N("コメント")) | 後 | 数式を先に見たいとき |



