9月の下旬にRuby技術者認定試験Silverを受験した所、無事合格する事ができました。勉強期間は二週間弱、得点は84点でした。
具体的な学習時間は集中できたのが平日2〜3時間程度。休日は他の用事があったため勉強していませんでした。試験の前日のみ+3時間学習しています。
Webエンジニアに転職したばかりで、Rubyの実務経験はありません。Railsチュートリアルを軽くやってみたくらいです。
勉強方法と教材
使った教材は以下の三つです。
恐らく一番利用したサイトです。ほぼ毎日50問を解いて、最終的には9割安定して取れるようになりました。最初はまるで点数が取れないと思いますが、まず解いてみて「解説で分からない事があったら調べる」事を繰り返すと良いです。
公式の問題集です。誤植はあるものの、実際の試験でほぼそのまま出た問題が複数あったので、やっておくのがベターです。
silver試験の場合、テキストの部分を読み込む必要性はあまりなく、基礎力確認問題と模擬試験を繰り返し、分からない事があったら参照するという使い方がオススメです。
githubリポジトリに存在する模擬問題です。上記の2つを繰り返していると問題を覚えてしまう懸念があったので、合間にこちらも挟んでいました。
この3つを全て9割以上得点できるまで、ひたすら繰り返しました。
あまり使わなかった教材
どれも素晴らしい教材である事は間違いありませんが「Ruby silverに合格するという目的」においては、あまり必要性を感じませんでした。プロを目指す人のためのRuby入門は、リファレンスガイド代わりに持っておいても良いかなと感じたくらいです。
注意すべき点
実際の試験は本やWebの模擬問題より若干難易度が高いと感じました。私は模擬問題はほぼ完璧にできた状態で受験しましたが、答えがはっきりと分からない問題が5問はありました。
特に破壊的、非破壊的メソッドの挙動は確実に出題されるので、しっかり抑えておく必要があります。
実務経験者ならばともかく、未経験者は模擬問題を安定して九割取れるようになってから受験するのが良いでしょう。受験料も安くはないので...。
また、当たり前ですが試験の開始時間は厳密に決められていて、遅刻すると受験が不可能になってしまうので、ちゃんと10分前に会場入りしておきましょう。受付で身分証明書二種の提示を求められると思うので、これも忘れずに持っていきます(自分の場合は免許証+健康保険証を提示)
まとめ
Rubyのメソッドや動作を体系的に学ぶ事ができたので、受験してみて良かったと感じています。
会社の方にも合格した事を伝えると喜んでいただきました。
それほど難しい試験ではないので、興味がある方は気軽に受験してみると良いと思います。