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プロジェクトマネージャー目線! 課題管理でメンバーに求める動き方

Last updated at Posted at 2025-06-16

はじめに
開発プロジェクト、保守プロジェクトのいずれにおいても、課題管理が行われます。
課題管理は、プロジェクトマネージャーや、リーダーで行うことが多いと思います。
将来、リーダーを目指したい人、そうでない人でも一定の評価を得たい人は、
メンバーだからと人任せにするのではなく、
主体的に課題管理へ関わってほしいと思っています。
そこで、私の考える、課題管理でメンバーに求める動き方を解説します。
ただし、私の独断と偏見で書いているため、プロジェクトによって求められるものが、
異なる可能性があるので、参考にしていただきながらも、
プロジェクト内のリーダーに、方針の確認することをおすすめします。
(まず、マインドとして持ってもらえたら、それだけで違うはずです!)

課題管理とは

課題管理の定義は、各プロジェクトによって様々だと思います。
動き方を解説するにあたって、ここで言う課題管理とは、を定義しておきます。
(例えば、遅延は進捗管理に含むことも多いですが、
 色んな場面でこの動き方を実践してほしいので、
 ここでは敢えて課題管理の定義を広めに設定します。)

  • プロジェクトにおける、QCDに影響する課題を管理して、解決していく
     【Q(Quality)への影響】
      不具合、技術的課題、等
     【C(Cost)への影響】
      工数超過、要件変更、等
     【D(Delivery)への影響】
      遅延、要員不足、等

課題管理でメンバーに求める動き方

課題が発生した場合、優先度と影響度の大小で対応方法や、
対応実施のタイミング等を決めていきます。
また、決定権限は、プロジェクトマネージャーもしくは、プロジェクトマネージャーから
委任されたプロジェクトリーダーにあります。
これは大前提として、おさえておいてください。
メンバーの独断で対応しないこと!

一方で、メンバーがプロジェクトマネージャーへ頼りきりになり、
指示待ちになると、それはそれでうまくいきません。
またメンバーが、成長できません。
プロジェクトルールの範疇で、如何に主体的な動きをして、
プロジェクトマネージャーに信頼されるか、
自らの引き出し(経験)を増やしていけるか、
これが重要だと考えています。私の考える動き方を解説します。

第1報は素早く

これは自身が成長するためではなく、プロジェクトを円滑に進めるためです。
課題と思われる事象が発生、もしくは発生の予兆を検知した場合は、
速やかにプロジェクトで定められた、リーダー等にエスカレーションしましょう。
影響が広がる前に、報告することが大切です。

影響度優先度の低い課題の対応策を検討する

影響度優先度が低い課題は、解決に時間をかけることのできる場合が多いです。
第1報は素早く行いつつ、それが影響度優先度の低い課題、と判断された場合には、
自分自身で対応方法の提案を行いましょう。
すぐに思いつかない場合は、リーダーに検討してみたい旨を伝え、
時間をもらうのも効果的です。
自分自身の対応方法が、採用されるかは、二の次で良いです。
まず考えることが大切です。そして、自分自身の考えと、最終的に決定した対応方法とが、
異なる場合は、何が違うのか、なぜその対応方法が採用されたのか、を確認しましょう。
そのギャップを知ることで、課題対応の引き出しが増え、次に活きます。
プロジェクト管理をする立場の人から見ても、色んな意見をもらえると
新たな発見があったり、メンバー視点での見え方が知れて、
今後の運営に活かしていけたりと、ありがたいものになります。

影響度優先度の高い課題の対応策を考察する

影響度優先度が高い課題は、どう対応するかがプロジェクトの成功を左右します。
経験の浅いメンバーで、対応方法を検討することは、ほとんどなく、
有識者で検討を進めることになります。

この場合も、自分自身でなぜ、その対応方法になったのかを考えてください。
そして、それを書き留めておいてください。
恐らく、課題発生後は、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー、
その他の有識者は、忙しい場合が多いため、答え合わせをすることは、
難しいかもしれません。
落ちつた後からでも、確認できるようにしておきましょう。
わからないことがある場合は、何がわからないのかも書き留めておいてください。

まとめ

色々書きましたが、まとめると、下記の2点を意識しましょう。

  • 課題に関する報連相は、迅速に!!
  • 課題解決の対応について、どんな形でも自分自身で頭を使う!!

以上のことを意識して、日々の業務に取り組みましょう。
当たり前と思うかもしれませんが、意外とできていないことが多いです。
これを意識するかで、成長スピードは雲泥の差が出ます!!

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