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天気予報をアプリに組み込もう!おすすめAPIランキング10

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はじめに

本記事では、世界で人気の天気APIトップ10を紹介し、Webアプリ開発での活用法を解説します。API管理の効率化にはApidogがおすすめで、開発の生産性を向上させる多くの機能を提供します。天気データはWebアプリにおいて非常に重要です。

天気APIとは?

天気APIとは、気象データを提供するウェブサービスのことです。APIを利用することで、プログラム内で気象データを取得し、さまざまな用途に活用することができます。

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主な特徴は以下の通りです。

  • インターネット上の気象データベースからリアルタイムの気象情報を取得できる
  • 指定した地域や座標の気象データが取得可能
  • 気温、降水量、風速、天気アイコンなど、さまざまな気象情報が利用できる
  • APIキーを取得することで、無料または有料で利用可能

プログラミングを行う上で気象データが必要な場合に、これらのAPIを活用することで開発が容易になります。APIの利用規約に従えば、ウェブサイトやモバイルアプリ、AIアシスタントなど、様々なサービスに気象情報を組み込むことができます。

天気APIの利用シーン

現在のアプリでは、天気APIを統合する必要がある場合はよく見られます。次は、天気APIの利用シーンを具体的に説明していこうと思います。

旅行アプリ・サイト

旅行先の天気を確認できるので、旅行計画を立てる際に参考になります。

農業支援システム

気象データを活用して、作物の生育状況を予測したり、適切な水やりのタイミングを通知したりできます。

配送業務支援

悪天候時に配送ルートを変更したり、配送手段を切り替えたりする判断材料になります。

スポーツ・アウトドアイベント運営

開催の可否や、プログラム変更の検討ができます。

気象データ分析

過去の気象データを解析し、気候変動の傾向を把握したり、異常気象の予測モデルを構築したりできます。

個人の日課アプリ

その日の天気に合わせて、外出時の服装やスケジュールを提案します。

広告サービス

地域や季節に合わせた広告を配信できます。

レジャー施設の混雑予測

天気と施設の利用者数を関連付けて、混雑状況を予測できます。

このように、天気APIはビジネスからプライベートまで、様々な場面で活用されています。

一般ガイド:天気APIの利用方法

天気APIの利用方法は、APIによって結構違う場合がありますが、次は、一般的な天気APIの利用方法を皆さんに紹介します。

天気APIの選択

まずは、どの天気APIを利用するかを選択する必要があります。国内外で有名なOpenWeatherMap、Dark Sky(AppleWeatherに統合)、AccuWeather、Weather Undergroundなど、利用可能なAPIを調査します。それぞれ異なる機能、データの正確性、価格モデル、無料プランが用意されているので、プロジェクトのニーズと予算に合わせて選択しましょう。

アカウント作成とAPIキーの取得

ほとんどの天気APIではアカウント作成が必要です。登録時に、アプリケーションを識別し使用状況を追跡するためのユニークなAPIキーが発行されます。

APIドキュメントの理解

APIの利用を始める前に、APIドキュメントを理解するのが重要です。APIドキュメントでは各APIにはデータポイント、リクエスト形式、レスポンス構造(通常はJSONまたはXML)について詳しく記載されていますので、APIリクエストを成功させるために、これらをよく確認する必要があります。

プログラミング言語とツールの選択

プロジェクトで使用するプログラミング言語(Python、Java、JavaScriptなど)を選びます。多くのAPIではAPI統合を簡単にするためのライブラリやSDK(ソフトウェア開発キット)が用意されています。

API実装コードの記述

これが天気APIを利用するためのコアステップになります。選んだ言語とライブラリを使って、APIの実装コードを書きます。
アプリケーションのニーズに応じて、場所データ(市町村名、郵便番号、緯度経度など)を指定したり、必要な天気データ(現在の状況、予報、過去データなど)を定義したりします。

APIリクエストの送信とレスポンスの処理

必要なデータを記入して、APIエンドポイントにリクエストを送信します。APIは指定されたデータを取得し、指定された形式でレスポンスを返します。レスポンスを処理するコード(JSONパーシングライブラリの使用など)を実装する必要があります。

自社アプリへの天気データの表示

アプリケーションのデザインに基づいて、パースした天気データをユーザーフレンドリーな形式で表示します。これには気温の表示、天気状況のアイコン表示、詳細な予報情報の表示などが含まれます。

エラー処理とテスト

APIリクエストが失敗した場合(ネットワーク問題、無効な場所データなど)にグレースフルに処理するためのエラーハンドリングメカニズムを実装します。また、様々な場所と天気シナリオでテストを行い、実装が期待通りに機能することを確認する必要があります。

天気API利用中のヒント

多くのAPIの無料プランには使用制限があるため、アプリケーションが頻繁なデータアクセスを必要とする場合は有料プランへのアップグレードを検討する必要があるかもしれません。また、一部のAPIには、過去データやアラート、UV指数データなどの追加機能があり、有料プランに加入することでアプリの機能を拡張できます。

最高10選:天気APIのまとめ

それでは、自分のアプリやサービスにも天気予報のサービスを統合する必要がある場合、どちらのAPIを利用すれば良いのでしょうか?次は、国内外でよく使われる天気APIを10個まとめて皆さんに一括に紹介してみたいと思います。

Yahoo!気象情報API

Yahoo!気象情報APIは、大手会社のYahoo!によって提供される天気APIになるので、信頼性が高いのでしょう。Yahoo!気象情報APIを利用することで、主に次のようなことを実現することができます。

yahoo-weather-api-1.png

  • 指定した緯度経度の雨の強さを取得できるAPIです
  • 現在時刻の降水強度実測値から、60分後までの降水強度予測値を取得できます

より詳しくは:
https://developer.yahoo.co.jp/webapi/map/openlocalplatform/v1/weather.html

日本気象協会のWeather Data API

Weather Data APIは、日本気象協会が提供している天気APIとして、天気予報データ(気象予測・過去実況値、指数情報、気象災害リスク予測)を取得できます。Global版(日本域を含む)かJapan版(日本域の詳細データ)といった2つのバージョンを提供しており、必要に応じて、異なるプランを選択できます。

weatherx-data-api-2.png

より詳しくは:

天気予報 API(livedoor 天気互換)

天気予報 API(livedoor 天気互換)は、気象庁が配信している全国各地の今日・明日・明後日の天気予報・天気詳細・予想気温・降水確率と都道府県の天気概況情報を JSON データで提供しています。

天気予報 API(livedoor 天気互換)は完全無料で使えるAPIとして、アカウント登録が不要で、APIキーも求められていません。郵便番号を記入するだけで、天気情報を取得できます。

より詳しくは:

Visual Crossing Weather API

Visual Crossing Weatherは、広範な気象データソースから過去数十年の履歴データと15日先までの予報データを提供してくれる天気APIになります。企業分析、データサイエンティスト、保険、エネルギー産業、建設計画、学術研究などさまざまな分野でAPIが利用可能といい、歴史データと予報データのコストパフォーマンスが高くなっています。

visualcrossing-website-3 (1).png

より詳しくは:

Meteosource API

Meteosource APIは、機械学習モデルを活用した非常に詳細な局所予報データを提供する天気APIになり、リアルタイムの天気状況、1時間先までの分単位の雨予報、7日先までの時間予報、10日先までの予報などを取得できます。Meteosource APIは、モバイルアプリ開発者や特定ロケーションのサービス事業者に適していると考えられています。

meteosource-website-4.png
より詳しくは:

Tomorrow Weather API

Tomorrow Weather APIは、世界のどこでも1分単位のリアルタイムデータと14日先までの超局所的な高精度予報を提供する天気APIになります。80層以上の天気データ、過去20年の履歴データにアクセス可能といい、大量のトラフィックに対応可能なスケーラブルなAPIで堅牢なエラー処理もきちんと用意されているAPIです。

tomorrow-io-api-website-5 (1).png

より詳しくは:

Meteoblue Weather API

Meteoblue Weather APIは、高解像度の詳細な気象データを提供する天気APIになり、特に専門的な用途に適しています。

世界中のロケーションの天気データに加え、過去数年の履歴データも提供することができ、特定ロケーションやエリア向けのカスタムモデルや、複数モデルを組み合わせた精度の高いアンサンブル予報など高度な機能あります。

meteoblue-website-6.png

より詳しくは:

OpenWeatherMap Weather API

OpenWeatherMap Weather APIは、現在の天気状況や数日先の予報を無料で利用できるAPIになります。

現在は、無料と有料のプランがあり、アクセシビリティが高いと考えられています。その中で、有料プランでは過去データ、分単位予報、詳細データ(UV指数など)にアクセスできます。

また、そのドキュメント資料が充実しており、開発者コミュニティも活発しているので、結構人気がある天気APIです。

openweather-api-website-7.png

より詳しくは:

AccuWeather API

AccuWeather APIは、高い天気予報の精度を強みとしている天気APIです。

専門家気象予報士、独自の予測モデル、グローバルな観測網を組み合わせてデータを生成し、現在天気、15日先までの時間予報・日予報、過去データ、専門予報(冬季気象など)が利用可能です。

また、AccuWeather APIは、個人開発者からビジネス、メディアなど幅広いユーザー向けのプランを提供しています。

より詳しくは:

UBIMET Weather API

UBIMET Weather APIは、主にビジネスユーザー向けの高度な気象インテリジェンスを提供しています。

単なる気象データだけでなく、リスク分析や影響評価などの付加価値の高いサービスを提供し、エネルギー、農業、運輸など業界特化したアナリティクスを強みとしています。また、高解像度データと世界規模のカスタマイズ可能なデータフィードを提供しています。

より詳しくは:

天気APIの利用、テストと管理:Apidogが便利

アプリを開発する際、機能を拡張するために、天気APIを含む様々なAPIを利用する必要があるかもしれません。これらのAPIをうまく管理しないと、開発の効率が大幅に低下してしまいます。そこで、ApidogというAPIの総合管理ツールを導入することで、APIをより効率的に管理でき、アプリ開発の加速化にも繋がります。

また、Apidogでは、API Hubというサービスをも提供しています。API Hubでは、様々なカテゴリ別に数千個のサードパーティAPIがまとめられています。サードパーティAPIを探して、それを利用して自分のアプリの機能を拡張したりする必要がある場合は、ApidogのAPI Hubも役に立つサイトになるのでしょう。

API Hubにアクセス

天気APIを簡単に利用

Apidogでは、cURL、OpenAPI/ SwaggerやPostmanなどの一般的なAPIクライアントツールから直接API仕様をインポートできます。これにより、手作業でAPI仕様を再入力する手間が省けます。また、curlをお持ちでない場合、天気APIの仕様書を参照しながら、Apidogの直感的なUIで簡単に利用できます。

curl-import-apidog-11.png

API仕様に基づいてドキュメンテーションを即座に生成

Apidogで天気APIを利用すると、リクエストやAPI仕様を簡単に保存したり、共有したりすることもできます。また、保存したAPI仕様から自動的にAPIドキュメンテーションを生成することもできますので、非常に便利です。生成されたドキュメンテーションは非常に直感的で見やすいので、開発チームで簡単に共有できます。

api-documentation-12.png

実装コードやSDKも生成可能で天気APIへの連携が楽に行える

API仕様から、Apidogは様々なプログラミング言語(Java、Python、Ruby、Node.jsなど)向けの実装コードやSDKを生成できます。これにより、手作業でコードを書く必要がなくなり、開発がより効率化されます。

code-gen-13.png

テストシナリオを作成して作業フローが万全に

Apidogでは、テストシナリオを作成して、本番の作業環境を模擬して、APIフローを実行できます。天気APIを含めて、すべてのAPIを含むテストシナリオを作成してテスト自動化を実行することで、APIの設計の品質や動作の確認ができ、バグの発生を事前に防げます。

single-test-14.png

ApidogというAPI総合管理ツールを利用することで、天気APIを含むすべてのAPIの一元管理が図られ、アプリ開発の生産性が大幅に向上します。APIドキュメンテーションの共有、実装コードの自動生成、テストの自動化など、Apidogが提供する機能はAPI駆動開発を加速させる強力な助けとなるのでしょう。

終わりに

本記事では、全世界で広く使われる天気APIを10個まとめて皆さんに紹介しました。その上、Webアプリケーション開発における天気APIの活用方法についても詳しく解説しました。

アプリを開発する際、天気APIを含むあらゆるAPIの効率的な管理・テスト・統合を実現するAPI管理ツールのApidogを活用することがおすすめです。CURLやSwaggerからの直接インポート、APIドキュメンテーション自動生成、実装コード生成、シナリオテストの自動化など、Apidogが提供する機能がAPI開発の生産性向上に貢献できます。

総じて言えば、天気データの活用はWebアプリにとって極めて重要です。本記事を参考に適切な天気APIを選定し、Apidogなどの専用ツールを使ってスムーズに開発を進めていただければ幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事を読んで少しでも理解を深めていただければ幸いです!

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