はじめに
Java Gold SE8(Programmer Ⅱ)試験に合格しました。
勉強期間が長すぎて記憶が曖昧だったり、『いまさら8かよ』という気もしますが、お約束なのでメモを残しておきます。
自分のレベル
元々は組み込み系の業界でC/C++を20年くらい使っていて(コーディングしていたとは言っていない)、Javaは1行も書いたことなかったのですが、Web系の仕事をするようになって『WebならJava取るよね』という流れで受験することにしました。
ちなみに実業務では、C#/Kotlin/TypeScriptを使いながらのJava学習だったので、頭が混乱して地味に辛かったです。
Silverの方は2020年の2月に取ったのですが、その後のコロナ騒ぎを言い訳にサボっていたら思いのほか時間が空いてしまいました。Silverの勉強で覚えたこともかなり忘れてしまい、これは失敗だったと思います。続き物の試験はさっさと受けるべきですね。
合格までの勉強期間
Silverを取った後、勉強を始めてから約14か月。
うち、真面目に勉強していたのは3か月くらい、実働は50~100h程度でしょうか。
対策本
以下の2冊を買って学習しました。
紫本
Silverの時は黒本のみで合格できたのですが、黒本は問題集なので基本的な説明が少なく、Goldの内容だとちょっと厳しい予感がしたので、先に教科書的な本で学習しようと考えてこれを買ってみました。
ちなみにAmazonの購入履歴によるとSilver合格直後の2020年2月に買っていて、当時はやる気があったようです。

内容は、教科書だけあって読んでいると超眠くなり遅々として進みませんでしたが、半年くらいかけて2周ほど読みました。
黒本
Silverで読んで良かった安心感&試験の形式に慣れるためにこちらも購入。

各章の練習問題をひたすら解きつつ、疑問に思ったところは解説を読んだり紫本に戻ったりしながら進めていきます。
2冊を見比べたり、両方で説明の厚い所は重要ポイントだと認識できたりで、結果的に両方買って正解だったと思いました。
こちらも2周したところで付録の模擬試験をやります。
模擬試験①(1回目)52/85 不合格
模擬試験①(2回目)84/85 合格
模擬試験②(1回目)52/85 不合格
模擬試験②(2回目)82/85 合格
模擬試験③(1回目)53/85 不合格
模擬試験③(2回目)80/85 合格
模擬試験①(3回目)82/85 合格
模擬試験②(3回目)74/85 合格
模擬試験③(3回目)82/85 合格
後半は安定して合格点を取れるようになってきたので、『そろそろ行けるかな』と思って本番を受験します。
しかし実はこれが結構失敗で、同じ試験をやると2回目以降は理解したというより問題の答えを覚えてしまって回答できることが多く(本人にその自覚はない)、実力以上の得点だったことを後で思い知ります。
本番試験
ピアソンVUEを利用して自宅から受験しました。
タイミング良く「1回目の受験が不合格でも、2回目の再受験が無料になります」の特典が使えたので、精神的には少し余裕をもって望めました。
¥29,400の再課金は自腹勢にとってはかなりの恐怖です。
試験開始前に部屋の環境確認など色々と手順があるので、初めて受験する際には余裕をもってチェックイン開始時間になったらすぐに始めたほうが良いと思います。
(ちなみに自分は、ちょっとしたトラブルが発生して割と大変な目に遭いました。)
問題の傾向としては、Silverの様に重箱の隅をつついたり変なひっかけ問題は少なく、純粋に知識を問われる系の物が多かったように思います。
そのため変なストレスは無かったのですが、単純にGoldで要求される知識の範囲とレベルが高くて、制限時間をギリギリまで使ってなんとか最後まで行きました。
後で見直すチェックを付けた自信のない回答も多く、『これは落ちたかもしれんな。。』と思いながら終了しましたが、ギリギリで合格!
これはマジでうれしかったです。ギリギリだけど。

まとめ
今回の受験で学んだこと
- 続き物の試験は忘れる前に受ける
- さっさと試験を申し込んでしまう
- 資格は資格と割り切って取り組む
OracleのJava認定は期限切れがないので、これで一生Java Goldです。
でもこの先、Java使う事あるかなあ。