Pythonエンジニア認定基礎試験に合格しました(4日・約10時間の勉強法)
はじめにYoutubeにも動画をあげているので是非見てください。
https://youtu.be/WcxezQ4QmHA
結論
- 学習期間:4日間/計約10時間+すき間時間
- 事前スキル:ほぼ初心者(Python未経験)
- 使った教材:黒本/Pythonチュートリアル(公式)/無料模試(DIVE INTO EXAM・PRIME STUDY)
- 感想:範囲を外さず学べば短期合格は十分可能。初学者の入門資格としておすすめ。
受験前のレベル
- Javaで簡単なアプリを作ったことがある(かなり前で記憶薄め)
-
if
・for
など基本構文はわかる - 現職は運用監視で、業務での開発経験はなし
- Pythonは完全未経験
体感では、完全未経験でも20時間前後あれば合格は狙えると思います(個人の所感)。
試験の概要(基礎)
- 方式:CBT(通年受験可)
- 問題数:40問
- 合格基準:正答率 70%
- 受験料:11,000円(税込)
難易度は「基礎」相応で、設問の言い回しに強い癖はありません。範囲を外さず学べば短期合格も可能です。
使った教材
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黒本
https://amzn.to/42pNeki
→ 本試験と難易度の相性が良く、出題傾向の把握と知識確認に最適。購入推奨。 -
Pythonチュートリアル(公式ドキュメント)
https://amzn.to/3V9RTTz
→ 試験範囲の一次情報。私は紙の書籍は買わず、無料の公式サイトを参照しました(書籍版でもOK)。 -
無料模試
- DIVE INTO EXAM:https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam
- PRIME STUDY:https://study.prime-strategy.co.jp/
→ 本番よりやや難しめに感じました。知識の穴埋めに最適。
勉強方法(4ステップ)
1. ざっと全体像をつかむ(〜1時間)
- Pythonチュートリアルを高速で流し読み。
- 「こういう書き方なんだな」程度でOK。深入りしない。
2. 黒本で“問われ方”に慣れる
- 黒本を通しで解いて、できる/できないを仕分け。
- 1周目は、正解の解説は軽く確認し、間違えた箇所はメモだけ(深入りは後で)。
3. 不明点を公式で潰す
- 間違えた箇所だけをPythonチュートリアルで丁寧に読み直し。
- 「試験ではこの観点で問われる」を意識して覚える量を最小化。ここに時間を使うと、後の失点が減ってメンタルが安定。
4. 黒本の再演習+無料模試で仕上げ
- 黒本の間違えた問題を中心に再演習し、解説を読み込む。
-
無料模試で知識の穴を炙り出して埋める(私は3周)。
- ここで9割前後まで安定すれば、本番は十分合格圏と感じました。
直前の総仕上げ
- 黒本の総仕上げ章を実施(結果は約8割。凡ミス多め…)。
- 試験会場までの移動時間にPythonチュートリアルの該当箇所とメモを再確認。
受験してみて(本番)
- 体感難易度は黒本と同程度で、極端にひねった問題は少なめ。
- 約15分で解き終え、3回見直し。
- 不明は1問ありましたが、全体としては手応えあり。
- 会場モニターは人によって見え方が変わるかも(私の会場はやや粗く感じましたが、支障はなし)。
感想・おすすめ度
- 資格としての“肩書き力”はそこまで強くないかもしれませんが、プログラミングの基礎思考を体系的に学べるのが良い点。
- 初学者の最初の一歩として非常におすすめ。
- 動的型付けや標準モジュールなど、Pythonらしさに触れられて学習が楽しかったです。
おまけ:学習のコツ
- 範囲の一次情報=Pythonチュートリアル。黒本は“問われ方の慣れ”に使い分け。
- 間違いノートは「用語・コード断片・落とし穴」を短く箇条書きで。
- 時間がない人ほど「わからない所だけ公式で深掘り→再演習」の往復がおすすめ。
※ 受験料や仕様は執筆時点の情報です。最新は公式情報をご確認ください。