事のきっかけ
なんとなくインストールしていたfigがどうもAWS入りした関係からCodeWhispererなるツールに統合されたとのこと。
しつこく移行しろとポップアップが出てくるので、「2分で終わる」という甘い言葉を信じてインストールボタンを押したら、案の定動かなくなったので解決方法をメモしておきます。
どーもシェル向けのインストール処理が走ってないように思える。
通常Figが走っていると、 ターミナル内でgit
なりコマンドを書き始めるとそこからコードヒントが出てくるようになる。
ありがちなアクセシビリティの設定を見直してみたが、CodeWhispererがOFFになっていたのでONにしておく。
だがこれでも解決しない。トラブルシュート用の画面を出すと、次のような画面になる。
なるほど、ここでShell integrationsのInstallボタンを押せばええんやな?とクリックしても、なんの反応も無ければ当然事も解決しない。
では、後述されているcwコマンドは? 安定のnotfoundである。とはいえ、なんとなくこのcwコマンドでシェルへのインストール作業が出来そうな予感があるのでちょっと見に行ってみましょう。
cwコマンドでCLIから
パッケージの中身を確認してみます。
ありますな。cwコマンドはこのappbundleの中にあるのが分かったので、ターミナルでこいつをコツきましょう。
わたしは面倒なので、MacOSフォルダをそのままターミナルにドラッグしてこのパスに移動したシェルを開きます。
ここで./cw doctor
を実行すると、ログインしろと言われるので、./cw login
言われるがままに開くブラウザからAWS Builderのアカウントでログインをします。
もう一度./cw doctor
をすると、一通り環境チェックをしてご丁寧にどうすればいいかをちゃんと教えてくれます。
では言う通りに、./cw integrations install dotfiles
を実行してみましょう。
あんだけdoctorでは派手なメッセージが出てきたのに、インストールではこの1行しか返してくれないのな。さみしい奴だ。
動作確認
シェルの新規セッションから適用されるので、⌘+Nで新しいターミナルを開いて、実際に動くかみてみましょう。
ちゃんと行けてますね。なんの代わり映えもないFigでみたそれです。
CodeWhispererという存在をそもそもこの件で知ったので、いろいろ試してみます。