概要
本ドリルでは、対象の文字列の末尾に位置する文字を取得し、それらを任意の回数繰り返して出力するプログラムを実装します。
以下の要件を満たすextra_endメソッドを実装
対象の文字列から末尾にある2文字を取得すること
取得した2文字を3回繰り返して出力すること
雛形
def extra_end(str)
# 処理を記述
end
呼び出し例
extra_end('Hello')
出力例:
extra_end('Hello') → 'lololo'
extra_end('ab') → 'ababab'
extra_end('Hi') → 'HiHiHi'
sliceメソッド
sliceメソッドとは、配列や文字列から指定した要素を取り出すことができるメソッドです。
配列を作成します
array = [0,1,2,3,4,5,6]
配列から引数で指定した要素を取得します
ele1 = array.slice(1)
puts ele1
#=> 1
配列番号-4から4つ分の要素をsliceします
ele2 = array.slice(-4,4)
puts ele2
#=> 3, 4, 5, 6
配列はもとのままです
puts array
#=> [0,1,2,3,4,5,6]
def extra_end(str)
right2 = str.slice(- 2, 2)
puts right2 * 3
end
呼び出し例
extra_end('Hello')
extra_end('Hello')でメソッドを呼び出します。
まず、1行目のextra_endメソッドの仮引数strには対象の文字列’Hello’が格納されます。
そして、2行目ではstrに対してsliceメソッドを使用し、指定した要素を取り出しています。
sliceメソッドの1つ目の引数では、文字列(Hello)の後ろから2番目の要素を基準点としています。
そして、2つ目の引数により、基準点から2つ分の要素を取り出しています。
今回の場合、「H,e,l,l,o」の後ろから2番目の要素は「l」です。そして、基準点「l」から2つ分の要素である「lo」が取り出されるので、end_str = loとなります。
最後に、2 * 3と記述することによって、「lololo」と出力されます。