こんにちは、miyioshiです。
モニターさんに作った予約サイト触ってもらいたいと思い、お試しでデプロイすることに。
本記事では、Railsアプリを render(レンダー) でデプロイする際に直面した「環境変数設定ミス」や「PostgreSQLデータベース接続エラー」のトラブルを詳しく解説します。
デプロイ周りも大変、、、
そう思う方に向けて、初めてのrenderデプロイで失敗した私の経験をもとに、初心者でも分かりやすくトラブルシューティング手順やrenderの便利な使い方をまとめました。
こんな人におすすめ💡
- Railsアプリを初めてrenderでデプロイしたい
- renderでの環境変数設定方法に不安がある
- PostgreSQLの接続エラーでつまずいている
- 実際のトラブル解決例を知りたい
- モニター運用の準備をしたい
目次
- Railsアプリのrenderデプロイ準備【初心者向け】
- 環境変数ミスで起こったPostgreSQL接続エラーの内容
- トラブル発生時の調査と解決ステップ
- renderを使うメリットと初心者に優しいポイント
1. Railsアプリのrenderデプロイ準備【初心者向け】
renderはGitHubと連携し、無料枠あり・初心者にも使いやすいPaaSです。
今回は以下の手順で準備しました。
- GitHubにRailsプロジェクトをプッシュ
- renderのWeb管理画面で新規Webサービス作成
- PostgreSQLデータベースをrenderで作成
- 環境変数(DATABASE_URLなど)をrenderに設定
- デプロイを開始
renderは初心者でも扱いやすい。
私はモニターさんに、WEBアプリのお試しで触ってもらいたかったのがデプロイした目的です。
2. 環境変数ミスで起こったPostgreSQL接続エラーの内容
デプロイ後にrails db:migrate:status
で以下のエラー発生。
ActiveRecord::DatabaseConnectionError: There is an issue connecting with your hostname: dpg-xxxxx.
PG::ConnectionBad: could not translate host name "dpg-xxxxx" to address: nodename nor servname provided, or not known
原因はrenderの環境変数で設定したDBホスト名が間違っていたことでした。
3. トラブル発生時の調査と解決ステップ(具体例付き)
1. ローカル環境では問題なし → render側の設定を疑う
まずローカル環境でrails db:migrate:status
やrails c
を実行し、データベース接続に問題がないことを確認しました。
ローカルで正常に動作しているので、本番環境(render)特有の問題と判断。
2. renderダッシュボードで環境変数の値を再確認
renderの管理画面にログインし、対象サービスのEnvironment(環境変数)設定画面を開きました。
特に重要なのがDATABASE_URL
の内容です。
ここで、接続先ホスト名(例:
dpg-xxxxx.render.com
)のスペルや余計な空白が入っていないかを念入りにチェック。
3.Railsのdatabase.ymlファイルの確認
config/database.yml
では環境変数DATABASE_URLを参照しているため、renderで正しく環境変数が設定されていれば自動的に接続されます。
ここをめちゃくちゃ確認しました。
4. ローカルの .env
ファイルも確認
ローカル環境で使っている .env
ファイルにもデータベース接続情報が記載されています。
設定している環境変数(例:
DATABASE_URL
や個別のDB_HOST
など)がrenderの設定と一致しているかを確認しました。※ここにbasic認証のパスとキーも入れました。
※ここもめちゃくちゃ確認しました!!!
DATABASE_URL=postgres://user:password@localhost:5432/myapp_development
5. エラー発生時はログを徹底的に確認する
問題が起きたときは、renderのデプロイログ
を「全部」確認することが非常に大切です。
赤文字のエラーメッセージだけでなく、その前後の情報(白文字)も読み解いて、原因を探します。
※だんだんとログの違いがわかってき始めると、嬉しくなってきます。
どんな処理の途中で問題が発生したのか、何がボトルネックになっているのかを深く理解できます。
4. renderを使うメリットと初心者に優しいポイント
- GitHub連携で自動デプロイ
- Web UIで環境変数を簡単管理(安全)
- データベースもrender上で完結できる
- 無料プランでも試せるコスト面の優位性
- ビルドログやサービス状況を見やすく表示
最後に
デプロイまで持っていくことにも、大変な作業があり、ここには知識や技術が必要だと感じました。アプリを作っても、デプロイしないと、公開出来ない。インフラの知識の必要性を感じました。次は違うツールを使って、デプロイしていきます。