シェルコマンド入門で学んだことまとめ
最近 paizaラーニングの「シェルコマンド入門編」 を一通り学び終えたので、自分用の振り返りも兼ねて、学んだ内容を整理してみました。
シェルとは何か?
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OSへの命令を受け付ける「窓口」
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GUIではなく、テキストベースで操作できる
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例えるなら…
- SQL → データベースに指示を出す
- Git → リポジトリに操作をする
- シェル → OSに操作をする
つまり「シェルコマンドを扱える」というのは パソコンのOSに直接指示を出せる ということです。
基本のコマンド
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echo "hello world"
→ 標準出力に文字列を表示 -
pwd
→ 現在のディレクトリを表示 -
history
→ 実行履歴を表示 -
補助機能
- ↑キーで履歴を呼び出せる
- TABキーで入力補完ができる
ファイル・ディレクトリ操作
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ls -a
→ ファイル一覧(隠し含む) -
ls -al
→ 詳細情報を表示 -
mkdir test
→ ディレクトリを作成 -
cp foo.txt bar.txt
→ ファイルコピー -
mv bar.txt new.txt
→ 名前変更/移動 -
rm new.txt
→ 削除 -
cd ..
→ 上位ディレクトリへ移動
入出力とリダイレクト
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echo "hello world" > foo.txt
→ 出力をファイルに保存 -
cat foo.txt
→ ファイル内容を表示 -
ls -al > list.txt
→ コマンドの結果をファイルに保存 -
>>
を使うと追記が可能
ファイルパスと構造
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ルートからの絶対パス
/home/ubuntu/foo.txt
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カレントからの相対パス
test/practice/foo.txt
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特殊記号
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.
→ カレントディレクトリ -
..
→ 上位ディレクトリ
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プログラムの実行
シェルを通して、プログラミング言語のインタプリタに「このファイルを実行して」と伝えられる。
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ruby code/test.rb
→ Ruby実行 -
python hello.py
→ Python実行 -
php hello.php
→ PHP実行
実務での利用シーン
- サーバー操作:リモート環境にログインしてファイル操作や設定変更
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ログ確認:
tail -f
やgrep
でエラー調査 - 環境管理:権限設定やディレクトリ整理
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自動化:シェルスクリプト(
.sh
)で定型作業をまとめる
特に「ログ確認」はアプリやインフラのトラブルシューティングで頻出だと感じました。
学んでみての気づき
- シェルを使えると OSを直接コントロールできる強さ を実感できる
- GUIでやっていたことが、コマンド一発で効率的にできる
- プログラミング言語とは違い、シェルは「環境や仕組みを操作するための道具」
そして学んでいて一番感じたのは、やっぱりエンジニアたるもの 「ターミナルに流れるログを理解できること」 が信頼されるエンジニアではないかと思う。GUIでは見えないシステムの裏側を読み解く力こそ、エンジニアらしさだなと改めて感じました。
まとめ
シェルコマンドを学ぶことで、日常のファイル操作からサーバーの管理、プログラムの実行まで幅広く対応できることが分かりました。
これからはシェルスクリプトを書いて、より実務に近い「自動化」や「効率化」に挑戦していきたいと思います。
📌 参考:paizaラーニング「シェルコマンド入門編」