pyenvを使った Stable Diffusionのインストールガイド (Windows)
このガイドでは、Windows上でpyenvを使用してStable Diffusionをインストールし、実行する方法を説明します。
前提条件
Windows 10 またはそれ以上
pyenv-winがインストールされていること
Gitがインストールされていること
インストール手順
1. 必要なPythonバージョンのインストール
Stable DiffusionにはPython 3.10.6が推奨されています。まず、このバージョンのPythonがインストールされているかを確認し、なければインストールします。
pyenv install 3.10.6
pyenv global 3.10.6
2. Gitのインストール
Gitがまだインストールされていない場合は、Gitの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
3. Stable Diffusionのリポジトリのクローン
コマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、以下のコマンドを実行してStable Diffusionのリポジトリをクローンします。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
cd stable-diffusion-webui
4. 環境変数の設定
webui-user.bat ファイルを以下の内容で作成または編集します。<ユーザー名>をご自身のPCでのアカウント名に書き換えてください。
@echo off
set PYTHON="C:\Users\<ユーザー名>\.pyenv\pyenv-win\versions\3.10.6\python.exe"
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS=
call webui.bat
このファイルは、Stable Diffusionを実行するための環境変数を設定し、webui.batを呼び出します。
- Stable Diffusionの実行
webui-user.bat ファイルをダブルクリックするか、コマンドプロンプトから直接実行して、Stable Diffusionを起動します。(フォルダはstable-diffusion-webuiのリポジトリを参照している状態です)
.\webui-user.bat
起動後、ブラウザを開いて指示されたアドレス(通常は http://127.0.0.1:7860)にアクセスすると、Stable DiffusionのUIが表示されます。
注意事項
Pythonのパスは、pyenvでインストールしたPythonの実際のパスに置き換えてください。
このガイドでは、pyenvを使用してPythonのバージョン管理を行っています。pyenvのセットアップについては、pyenv-winのGitHubリポジトリを参照してください。
このドキュメントは、Windows環境でStable Diffusionをセットアップし、実行する基本的な手順をカバーしています。プロジェクトの具体的な要件や追加の設定が必要な場合は、公式のドキュメントやコミュニティのガイドを参照してください。