概要
近年 Microsoftのイベントでよく出てくる言葉「デジタルフィードバックループ」について。
Microsoft の デジタルフィードバックループとは
定義
Microsoft では
「デジタル変革を実現する方法について記述するフレームワーク」
また、Microsoft における構築方法のガイドのこと。
変化 変更 変革 違い
変化
あるものが別のものに変わること。
変更
あるものを意図的に変える、又は手を加えて変えること。
変革
社会や制度、仕組みなどが大きく変わること。
詳細
現在世界ではあらゆるものから データが生まれています。
「SNSに触れたとき」
「接続された製品を使用したとき」
「航空機」
etc...
ほとんどすべてのものがデータを送信しています。
そのデータが活用でき、インサイトが得られたときにビジネスが根本から変わるまたは考え直すことができるのではないでしょうか?
よく、勘違いされる点として、何かしらの入力フォームを思い浮かべてください。誰かが入力を行い、そのデータがビジネスアプリケーションの価値やデジタル変革につながるでしょうか?
答えは Yes でもありますが、考え方次第では No となります。
そのデータをそのままにしていては No。そのデータを活用、分析して初めてデジタル変革やビジネスアプリケーションとしての価値になります。つまり、データをあらゆる視点から見ることでデジタル変革を可能にします。
デジタルフィードバックループはデータエンドポイントやシグナル(信号、きっかけ)を 1 つにまとめ、インサイトを得て継続的な変革を促進します。
Dynamics 365 の場合は、外部ソースを含む複数のソースから複数のデータを取得し、デジタルフィードバックループを活用します。その後、データを分析し、ビジネスに利用します。
インサイト とは
マーケティング用語で、消費者の行動や思惑、それらの背景にある意識構造を見ぬいたことによって得られる「購買意欲の核心やツボ」のことを指す。
参考
インサイト
まとめ
- デジタルフィードバックループによってデジタル変革が実現する。
- デジタルフィードバックループはビジネス全体から様々なデータを取得し、つなぎ、合成し、ビジネス改善に役立つインサイトを取得できる。