あけましておめでとうございます。 本年も「NeovimをUnreal Engine開発のための最強のIDEにする」べく開発を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、今週のアップデート情報です。 今回は、NeovimをよりIDEらしく振る舞わせるための自動監視機能の実装と、ファイルツリー周りのアーキテクチャ刷新がメインとなります。
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SQLite移行に伴うバグ修正
以前より進めていたSQLiteへの移行作業に伴い発生していた、細かなバグを修正しました。これにより、プラグイン全体の動作安定性が向上しています。 -
UNX: ツリーキャッシュ構造からの脱却
これまでファイルツリーの表示は unl-neotree の実装に依存しており、キャッシュからTree構造を生成していました。しかし、今回のアップデートで UNX 独自のTree構造を持てるようになったため、キャッシュを使用しない純粋なファイルツリーへとアーキテクチャを変更しました。
この変更によるメリット: UE開発に必要な情報だけを表示しつつ、エクスプローラーなどで外部から直接ファイルを追加・削除した場合でも、即座にツリーへ反映されるようになりました。
新しくなった UNX の機能
N キーで新規ファイル作成 これまではUnreal Engineのクラスウィザード的な作成しかできませんでしたが、単なる空ファイルの作成も可能になりました。
ユースケース: ヘッダーファイルのみが存在する状態で、後から対になる .cpp ソースファイルを追加したい場合などに非常に便利です。
R キーで強制リフレッシュ ツリー情報を強制的に更新・再描画できるようになりました。
- UEP start (UDEV start_project) の実装:簡易IDEへの進化
今回の目玉機能です。Neovimを「簡易UE用IDE」へと進化させるため、従来の UEP refresh に代わる新しいワークフローとして UEP start を実装しました。
これまでは手動でリフレッシュを行う必要がありましたが、今後は UEP start を実行することで以下の「スマートな監視・更新」がバックグラウンドで走ります。
VCSリビジョンの監視: Git等のリビジョン変更を検知して賢くリフレッシュを行います。
vim.uv によるファイル監視: 対象フォルダ以下を監視し、変更があったファイル単位でキャッシュを更新します。
これにより、ファイルの追加・変更が UEP files などのコマンド結果に即座に反映される ようになり、よりシームレスな開発体験が得られるようになりました。
※ 監視を終了したい場合は UEP stop (または UDEV stop_project) を実行してください。
引き続き、Unrealdev.nvimエコシステムの開発を進めていきます。