この記事は PICマイコン Advent Calendar 2025 6日目の記事です。
はじめに
この記事では、MPLAB X IDEを使い始めた方向けに、プロジェクトの作成から書き込みまでの基本的な操作方法を簡単にまとめます。
細かい設定やすべての機能の使い方を網羅しているわけではありませんが、最低限必要な操作については一通り分かる内容になっていると思います。
プロジェクトの作成の仕方
プロジェクトを作成するには、まず上のようなアイコンを押します。

すると、上のようなウィンドウが表示されます。
ここではプロジェクトタイプを選択します。
通常のアプリケーション向けのプロジェクトを作成する場合は、Microchip EmbeddedにあるApplication Project(s)を選択します。
次に、使用するマイコンを選択する画面になります。
Deviceに使用するマイコン名を入力していくと、候補が徐々に絞り込まれていきます。
Tool は、この時点では基本的に何も選択しなくて問題ありません。
次に、使用するコンパイラを選択する画面になります。
トグルを開いて、使用したいコンパイラを選択してください。
32bitマイコンのプロジェクトに対して 16bit用のコンパイラを選ぶ、といった組み合わせは選択できないようになっているため、ここで大きく間違えることはありません。
最後に、プロジェクト名を決めます。
Set as main projectのチェックは、このプロジェクトをそのまま開発対象にする場合は入れたままで問題ありません。
Open MCC on Finishは、MCC を使用する場合はチェックを入れたままにし、レジスタを直接設定する場合は外しておきます。
プロジェクトの開き方
既存のプロジェクトを開く場合は、まず上のようなアイコンを押します。
すると、プロジェクトファイル(*.Xのようなディレクトリ)を選択できるウィンドウが表示されます。
Open Projectを押すと、選択したプロジェクトが開きます。
プロジェクトを開いただけでは Set as main project されないので注意してください。
Set as Main Projectの仕方
Set as Main Projectは、対象のプロジェクトを右クリックし、表示されるカラムからSet as Main Projectを押すとできます。
MCCの起動の仕方
MCCは、画面上部にある上のアイコンを押すことで起動します。
Set as Main Projectされていない場合、別のプロジェクトでMCCが開かれるので注意してください。
ファイルの追加方法
まず、プロジェクト内のHeader FilesやSource Filesなど、追加したい場所を選択します。
その状態で、画面上部にある上のアイコンを押します。
すると、作成するファイルのカテゴリを選択する画面が表示されます。
この画面では、まず C や C++ などのカテゴリを選び、その中から Header File や Main File、Source File といった作成したいファイルの種類を選択します。
あとは、ファイル名を決めれば追加完了です。
ビルドの仕方
画面上部にある上のアイコンを押すと、ビルドが実行されます。
ビルドにはBuild for DebuggingとClean and Build for Debuggingの2種類があります。
上の画像のように、アイコンにブラシが付いているものがClean and Build for Debuggingです。
基本的にはClean and Build for Debuggingを使えば問題ありません。
書き込みの仕方
画面上部にある上のアイコンを押すと、マイコンへの書き込みが行われます。
おわりに
この記事では、MPLAB X IDE の基本的な操作方法として、プロジェクトの管理やビルド・書き込みまでの流れを簡単に紹介しました。
これから PIC マイコンを使い始めたい方や、開発環境の操作にまだ慣れていない方の参考になれば嬉しいです。











