はじめに
Ubuntu をインストールした直後、最初にやっておくと後が圧倒的に楽になる設定があります。
それが IP アドレスの固定 です。
これをしないまま使い続けると、
- 再起動したら IP が変わる
- 昨日までSSHできてたのに
といったトラブルが起きがちです。
この記事では、
- コマンドは使わない
- 画面操作だけ
という方針で、世界一簡単な IPv4 の IP 固定方法を紹介していきます
-1.初期設定をネットワーク設定まで進める
まず、言語設定→キーボードレイアウト→インストールタイプまで初期設定を進めてください
1. IPv4 を Manual に変更する
② Subnet(サブネット)を設定する
Subnet には、使っているネットワークの範囲を入力します。
基本ルール
家庭用ルーターや小規模環境の場合、ほとんどはクラスCを使います。
192.168.0.0/24
👉 自宅サーバーなどほとんどの場合はこれで、OK です。
参考:クラスごとのネットワーク範囲
| クラス | ネットワークアドレス | よく使う例 | 範囲 |
|---|---|---|---|
| クラスA | 10.0.0.0/8 | 大規模ネットワーク | 10.0.0.0~10.255.255.255 |
| クラスB | 172.16.0.0/12 | 中規模環境 | 172.16.0.0~172.31.255.255 |
| クラスC | 192.168.0.0/24 | 家庭・小規模 | 192.168.0.0~192.168.255.255 |
prefix とサブネットマスクの対応表
| クラス | プレフィックス | サブネットマスク |
|---|---|---|
| クラスA | /8 | 255.0.0.0 |
| /9 | 255.128.0.0 | |
| /10 | 255.192.0.0 | |
| /11 | 255.224.0.0 | |
| /12 | 255.240.0.0 | |
| /13 | 255.248.0.0 | |
| /14 | 255.252.0.0 | |
| /15 | 255.254.0.0 | |
| クラスB | /16 | 255.255.0.0 |
| /17 | 255.255.128.0 | |
| /18 | 255.255.192.0 | |
| /19 | 255.255.224.0 | |
| /20 | 255.255.240.0 | |
| /21 | 255.255.248.0 | |
| /22 | 255.255.252.0 | |
| /23 | 255.255.254.0 | |
| クラスC | /24 | 255.255.255.0 |
| /25 | 255.255.255.128 | |
| /26 | 255.255.255.192 | |
| /27 | 255.255.255.224 | |
| /28 | 255.255.255.240 | |
| /29 | 255.255.255.248 | |
| /30 | 255.255.255.252 | |
| /31 | 255.255.255.254 | |
| /32 | 255.255.255.255 |
③ Address(IPアドレス)を設定する
次に固定したい IP アドレスを入力します。
ポイント
- ルーターと同じネットワーク帯
- DHCP が自動で配りそうな範囲を避ける
例
192.168.1.100
このような キリのいい数字 を使うと楽です。
④ Gatewayを設定する
Gateway には、ほとんどの場合 ルーターの IP を入力します。ルーターのIPはご自身で調べてください
⑤ Nameserver(DNS)を設定する
Nameserver には、外部 DNS を指定します。
おすすめ
8.8.8.8
または
1.1.1.1
などいくつかカンマで区切って入れておけば OK です。
⑥ 保存して完了
saveに選択すれば、間違えていなければIP アドレスは固定されます。
Wi-Fi / 有線を一度切って再接続し、
IP が変わっていなければ成功です。
おめでとうございます!
まとめ
初期設定のうちにやっておくと、
後の作業が本当に楽になります。
