はじめに
今回は kindを使い、ローカル環境に手軽に Kubernetes クラスタを構築します。
kind は Docker 上に Kubernetes ノードを立てる仕組みのため、実際の Kubernetes にかなり近い挙動を確認でき、学習用途にとても向いています。
本記事では Ubuntu を前提に、環境構築からクラスタ作成までを順に解説します。
root ユーザーに切り替える
まずは root ユーザーに切り替えます。以降の作業は root 権限で行います。
sudo su -
必要なパッケージのインストール
kind を動かすために、以下の 2 つをインストールします。
- Go:kind を動かすための言語
- Docker:Kubernetes ノードを起動するためのもの
apt update
apt install -y golang docker.io
インストール後、Docker が正常に動作するか確認しておくと安心です。
docker version
kind のインストール
Go の install コマンドを使って kind をインストールします。
go install sigs.k8s.io/kind@v0.30.0
この時点では kind コマンドはまだ使えません。Go でインストールしたコマンドは ~/go/bin に配置されるため、PATH を通す必要があります。
PATH を通す
.bashrc に PATH を追加し、即時反映します。
echo 'export PATH="$HOME/go/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
正しく設定できたか確認します。
kind version
バージョンが表示されれば問題ありません。
Kubernetes クラスタを作成する
準備が整ったら、kind で Kubernetes クラスタを作成します。
kind create cluster
数十秒ほど待つと、Docker 上に Kubernetes クラスタが立ち上がります。
正しく設定できたか確認します。
docker ps
kubectlのインストール (オプション)
kindを操作するために必要なkubectlをインストールします。
curl -LO "https://dl.k8s.io/release/$(curl -L -s https://dl.k8s.io/release/stable.txt)/bin/linux/amd64/kubectl"
sudo install -o root -g root -m 0755 kubectl /usr/local/bin/kubectl
正しく設定できたか確認します。
kubectl version
終わりに
次回は 実際にWebサーバーを動かしてみます。