Regional Scrum Gathering Tokyo 2025に参加してきました!
ちょっと遅れましたが、4日間でたくさん熱量をもらったのでレポートを共有します。
伝えたいこと
- RSGTは知識より熱量をもらう場
- ソフトウェアエンジニアでも得られるものが多い
- ギャザリングは仕組みを利用しよう
参加のモチベーション
私は検索エンジンの開発チームでソフトウェアエンジニアとして働いています。
チームの開発手法はスクラムを採用しており、改善活動にも日々取り組んでいます。
初めてRSGTに参加したのは2019年、当時はスクラムマスターになったのがきっかけでした。
アジャイル系のカンファレンスでは具体的な知識より、他組織の体験談を期待しています。
チームが困難に対峙してもがき苦しみながらも前へ進み続けるドキュメンタリーに勇気をもらいます。
そういったセッションや話を聞く中で
「あのときと同じ状況だけど、別の方法で対応したぞ」
「うちでは何もせずにできているのはなぜだろう?」
...
などとチームのことを客観視して考える機会になり、チーム開発のモチベーションが出てくるのです。
このモチベーションの伝播を「熱量をもらう」と表現するのはすごく的確で、私にとって年始のRSGTが熱源になっています。
セッションの感想
見たセッション全部描きたかったですが、取り急ぎ2本だけ!
Day0. 無理なく楽しむカンファレンス参加術
私は勉強会やカンファレンスに参加するからには「何かを持ち帰らなくてはいけない」とプレッシャーを感じていました。
でも、ただ情報を持ち帰るだけとなって実践できていないという苦い思い出があります。
他の現場の話を聞いて、「うちのチームはダメダメだ〜」と落ち込んだこともありました。
特にアジャイル系のカンファレンスでは得た抽象度の高い知識を自分の現場にすぐ応用できることはほとんどないです。
仕事のために業務外の時間を使ってお金を払って参加しているだけでエライです。
気張らず無邪気に楽しむ姿勢が大切だと思いました。
Day.1 Keynote: The Best Product Engineering Org in the World
「アート・オブ・アジャイル デベロップメント」のMr.James ShoreのKeynote。
世界一のプロダクト開発チームとは?の問に対して6つの観点での回答がされている。
特に「Internal Quality」に具体的に言及されていてソフトウェアエンジニアとしてはうれしかった。
プロダクト開発の継続的なAgilityには欠かせない要素であるが、実際外向けに説明するのが難しいため後から時間を取るのは不可能に近いと思う。
エンジニアとしては毎度の開発で妥協せず内部品質向上に取り組みたい。
まとめ
セッションだけではなくてOSTやスポンサーブースでたくさんの方とお話ができて、たくさん熱量をもらいました。
普段リモートワーク民なので3日間が終わるとつかれてへろへろになってしまいますが、3連休で回復しモチベMAXになります。
この熱量をできる限り維持してチームの自慢がたくさんできるようにがんばろうと思います!