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【イベントレポ】asken tech talk vol.13 "ヒヤリとした夜"を越えて。 #asken_dev

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asken さんのイベント「asken tech talk vol.13」に参加してきました!

はじめに

テーマは「"ヒヤリとした夜"を超えて」
これまでのエンジニア人生を振り返ると、沢山の失敗に苦しみながらも生き残ってきました。
イベントの紹介を見たときに、私自身めちゃ話せることはあるし、他の現場の話も面白そうだなと思い申し込みしました。

セッションまとめ

🍴 asken 食×アルコールのアイスブレイク

会社の紹介と思いきや、あすけんの栄養士さんの効果的な休肝日の設定や体に優しいおつまみのお話。
私はビールの罪悪感とカロリーをなかったことにするため仕事と運動をしているような人間なので、普通に響く内容でした。
あすけんさんのプロダクトチームに栄養士さんが入っているというのが驚きでした。
栄養に関する知識はもちろん、食事に対して困った人たちとの相談経験を持っている方のフィードバックがリードタイム0で受けられる環境はすごい。
しかも、栄養士さんの方でDify使ってLLMアプリのプロトタイピングも作ってしまうらしい。ドメインエキスパートとの会話は双方の"動くソフトウェア"でする時代だ。

キーノートLT: 林 宏勝 (ミライトデザイン) さま

デザインパターン症候群はめちゃ共感できて、自分は今でも罹患中です。
技術書とかで知ったことを業務のコードやアーキテクチャで使いたくなってしまうバイアスを気付けるようにしたい。
LTについては「私失敗しないので」の前振り&稲川淳二ばりのヒヤリトークはさすがだなと思いました。

LT: 会員管理基盤をオンプレからクラウド移行した時に起きた障害たち shun_nishi さま

Oracle -> Postgres 以降の壮大なドキュメンタリーでした。
今ではRDSの移行のよくある話だけですが、不具合の影響度合いにリアルな数値が添えられることでコードの品質の大切さが身にしみました。
後半にかけて盛り上がりがましていく感じは、R1を見ているようで吸い込まれてしまいました。

LT: Kita-Q さま

ヒヤリを回避するだけでは、ユーザーへの提供価値を下げてしまうかもしれないという、ちょっと違う角度の発表でした。
ゲームの体験において、安定しているだけではおもしろさを損ねてしまう。でも不具合を出すとユーザーが離脱してしまう。当たり前品質と魅力的価値のトレードオフが難しい勝負だと思いました。

LT @takono (わたし)

アラートマネジメントを改善してヒヤリを減らしていこうという話。
本イベントに同じチームのメンバーが複数人参加していたのでチームへの愛を込めて、「ヒヤリはあるけど対応する仕組みは作っているよ」という方向性にしました。
リアルなインシデントの原因分析を深ぼるのか、技術的な観点を押し出すのかなど、焦点をしぼったほうがよかったなと反省。

所感: ヒヤリの活用について思うこと

不具合やインシデントとして表出していないヒヤリは、対外的な責任を問われる前だからこそ深堀りしつくし学びの機会が多く得られるのかなと思います。
SRE本で紹介されるポストモーテムの「運がよかったこと」の事柄を、よかったねで終わらず

1.どうして大丈夫だったのか?
2.最悪の場合、何が起こっていたか?

など深堀りしていくと良いポストモーテムになりそうです。

おわりに

イベント主催&会場&飲食提供していただいたaskenさんありがとうございました!!
初のリアルイベントとは思えない安定した進行で、参加者としては本当に楽しませてもらいました。
またお邪魔させていただきます!!

おまけ

実はイベント前日深夜にオンコールで睡眠時間少なめだったのですが、おみやげでいただいた「asken 福利厚生セット」のおかげで復活できました!

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