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dotnetコマンドで利用するSDKバージョンを切り替える

Last updated at 2020-08-21Posted at 2020-08-21

困ったこと

IdentityServer4の勉強でつまづいた。
.Net Core SDKの2.1系と3.1系が入っている状態で下記を叩いたら.NET Core SDK 3.1のもので作られた。

> cd project-dir
> dotnet new -i IdentityServer4.Templates
> dotnet new is4ui

そもそもコンピューター内には2つのSDKを入れてたので、最新が使われるらしい。
だからIdentityServer4.Templates も3.1系の認識でインストールしちゃった模様。

> dotnet --list-sdks
2.1.808 [C:\Program Files\dotnet\sdk]
3.1.302 [C:\Program Files\dotnet\sdk]

dotnetコマンドを実行するパスより上部にglobal.jsonを置いて、
SDKバージョンを明示すればいいらしい。

ということで、ソリューションファイルと同じディレクトリに作ることにした。
dotnet new globaljsonでバージョンを指定するとglobal.jsonを作ってくれる。
バージョンは全部一致させないとダメみたい。
(2.1.*みたいな指定はできないっぽい)

> cd solution-dir
> dotnet new globaljson --sdk-version 2.1.808
The template "global.json file" was created successfully.

できたglobal.jsonの中身はこんな。

global.json

{
  "sdk": {
    "version": "2.1.808"
  }
}

置く前は

> cd solution-dir\project-dir
> dotnet --version
3.1.302

置いた後は

> cd solution-dir\project-dir
> dotnet --version
2.1.808

入れてたIdentityServer4.Templatesのバージョンが4.0.1で.NetCore3系だった。
3.1.2までが2.1系で動作するもののようなので、入れなおしてis4uiを叩く。

まず、.NetCore3系で入れちゃってるので、global.jsonが有効でない場所で実行する。

> cd :c\
> dotnet new -u IdentityServer4.Templates

次に、IdentityServer4.Templates 3.1.2のインストールと、
プロジェクト内にis4uiを入れなおす。

> cd project-dir
> dotnet new -i IdentityServer4.Templates::3.1.2
> dotnet new is4ui

dotnet new -iでインストールされたパッケージは下記にある。
%USERPROFILE%.templateengine\dotnetcli\SDKバージョン\packages