前回の続きです。→https://qiita.com/taketomsho/items/b9bf4827911de4c6dab4
前回はサンプルプロジェクトのテストスイートをそのまま起動して動作確認しましたが、今回は意思決定サービスの意思決定表を変更したうえでデプロイを実行してみましょう。dockerでのODM起動は済んでいることが前提です。
意思決定表の変更
Descision Centerへアクセスし、ID/PW:odmAdmin/odmAdmin
でログインしましょう。
ログインできました。Miniloan Service
→「メイン」をクリックします。
Miniloan Serviceの意思決定サービス画面が起動しました。
左サイドバーのeligibilityをクリックすると、格納されているルールが表示されます。
- minimum credit score
- minimum income
- repayment and score
今回はrepayment and scoreを変更してみます。repayment and scoreをクリックしましょう。
意思決定表が表示されます。表右上の鉛筆ボタン(編集ボタン)をクリックし、行順序を変更する必要はないのでそのまま「OK」をクリックします。
意思決定表の編集画面に遷移しました。
credit scoreの1行目のmaxと2行目のminを200→300に変更し、右上の「保存」ボタンで保存しましょう。
意思決定ルールが変更された状態で保存されました。直観的で簡単ですね!
意思決定サービスをデプロイしてみる
意思決定サービスが変更できたので、これをデプロイしてみましょう!「配布」タブをクリックし、Miniloanを選択すると以下画面に遷移します。右上の「配布」ボタンをクリックしましょう。
ターゲットのサーバーがDecision Service Executionであることを確認し、「配布」ボタンをクリック
デプロイが実行されました。
「OK」をクリックするとレポート画面に遷移します。デプロイが完了しています。
デプロイされたアプリを確認するため、Decision Server Consoleを見てみましょう。 http://localhost:9060/res にアクセスし、エクスプローラータブを見てみます。左サイドバーの/Miniloan_ServiceRuleset/1.1
をクリックします。
作成日がデプロイを実行した時間になっています。
まとめ
今回はODMにおけるルールの変更とデプロイを実施してみました。直観的で簡単にルールを変更できることが分かったと思います。次回はREST-APIでルールを呼び出してみましょう。