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ODMをdockerで試してみる

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タイトルの通り、dockerを使ってODM(IBM Operational Decision Manager)を動かしてみます。以下の人向けです。

  • ルールエンジンを手軽に動かしてみたい人
  • ODMって聞いたことあるけど、触ったことない人
  • できるだけ面倒な準備なしでODMを動かしてみたい人

ODMとは?

前提知識

  • Docker
  • Linuxコマンド

環境

  • Windows11 + WSL2(Ubuntu 20.04.5)
  • Dockerインストール済み
  • ブラウザはEdge

起動

https://hub.docker.com/r/ibmcom/odm/ の記述に従い、以下コマンドで動かします。これだけです。

docker run -e LICENSE=accept -p 9060:9060 -p 9443:9443  -m 2048M --memory-reservation 2048M  -e SAMPLE=true icr.io/cpopen/odm-k8s/odm:8.12

起動確認

ブラウザで http://localhost:9060/decisioncenter にアクセスしてみましょう。ログイン画面が出てきました!ユーザー名、パスワードともにodmAdminでログインできます。

odm-login.png

ログインするとライブラリのページに遷移します。Miniloan Service, Loan Validationの2つのサンプルプロジェクトがあるのがわかります。

odm-library.png

サンプルプロジェクト Miniloan Service を動かしてみる

サンプルプロジェクトを動かしてみましょう。まず、以下のGithubリポジトリから、miniloan-test.xlsxをダウンロードします。このファイルには、テストシナリオとあるべき結果が入力されています。

ODMの画面に戻り、「Miniloan Service」 → 「メイン」をクリックし、「テスト」タブを選択。左上の+ボタン(新規テストスイートボタン)をクリックします。

odm-test.png

「シナリオ・ファイル」の下の「選択...」をクリックし、先ほどダウンロードしたminiloan-test.xlsxを選択します。

odm-test-suite.png

シナリオファイルにminiloan-test.xlsxが選択されました。この状態で、右上の「保存して実行」ボタンをクリックしましょう。「新規バージョンの作成」というウィンドウが出てきますので、「新規バージョンの作成」ボタンをクリックするとテストが実行されます。

odm-exe.png

レポートを見てみましょう。「サンプルレポート」をクリックします。

odm-executed.png

すべてのテストが成功しているのがわかります。

odm-result.png

まとめ

今回はODMをコンテナから簡単に起動し、テストを実行してみました。次回はルールを修正してみます。

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