はじめに
apt-getでインストールできるImageMagickはWebpをサポートしていないので、コンパイルしなおして利用できるようにする。
環境
Ubuntu 14.04LTS
imagemagick-6.7.7.10
libwebp-dev 0.4.0-4
コンパイル
以下のコマンドで既存のパッケージと同じソースコードとコンパイル環境を用意する。
コンパイル場所は/tmp/imagemagickとした。
mkdir /tmp/imagemagick
cd /tmp/imagemagick
sudo apt-get build-dep imagemagick
sudo apt-get install libwebp-dev devscripts
apt-get source imagemagick
そのとき最新のソースコードが取得されるのでディレクトリを移動する。(バージョンによってディレクトリ名は変わる)
debuildでコンパイルし、debパッケージを作成する。コンパイルには時間がかかるので気長に待つ。
cd imagemagick-6.7.7.10/
debuild -uc -us
生成されるされたdebパッケージをインストールし、対応フォーマット一覧にWebpがあることを確認する。
sudo dpkg -i ../*magick*.deb
convert -list format
以下のように出力されると正常にコンパイル・インストールができたことになる。
WEBP* WEBP rw- WebP Image Format
パッケージ管理下なので、アンインストールもapt-getで可能になる。