はじめに
平日はコンサル〜マネジメント中心でコードを書くことも読むこともあまりないので週末に気まぐれに開発をしていますが、普段は自分のPCで開発/実行しているだけでした。(よくて自分のAndroid端末にインストールするくらい)
GCPで無料枠でサーバーが立つという情報をゲットして、ちょっとクラウド触ってみたいなと思って登録はしたものの、サービスいっぱいありすぎて何からやればいいの!?状態になったので、簡単にメモします。
すでに各サービスの違いを知っていたり、公式ドキュメントをあちこち読み込める人にはライトすぎる情報を書くので、回れ右ください。
無料枠について
おそらくどこのクラウドベンダーも同じ方式ですが、無料枠には2種類あります。
- 登録から1年間、クレジットから割引される(基本的に利用サービスは縛りなし)
- 特定のサービス、決められた利用量までクレジットから割引される(基本的に永年適当)
GCPについていうと公式ページの以下のページが十分分かりやすいと思います。
[GCP公式]GCPの無料枠
https://cloud.google.com/free/?hl=ja
ざっくりチャート
その前に最低限の課金コントロールについて
パブリッククラウドは自分で利用料を把握/分析しながら使うことが前提ですが、この記事を読んでいるあなたはきっとアカウント登録して間も無く、まだほとんど利用していませんよね?
1年間の無料枠はかなり強力で、終わった後にきちんとリソースを開放できればチュートリアルで無料枠を越えることはなかなか考えにくいです。(チュートリアルの途中でリソースを放置する)
チュートリアルを実施する際に、Projectをそれ専用で作成して、終わったらProject自体を消すようにしておきましょう。
これで意図しない無料枠の消費や無料枠の超過をかなり防げるはずです。
とりあえずHelloWorldで感動したい
ぼくはこのパターンでした。
[GCP公式]Google Cloud Platform ドキュメント
https://cloud.google.com/docs/?hl=ja
公式ドキュメント > Google Cloud を使ってみる > 「Hello, Google Cloud」プログラム > 好きな言語
Pythonの場合は以下ですね。
[GCP公式]App Engine フレキシブル環境での Python のクイックスタート
https://cloud.google.com/python/getting-started/hello-world?hl=ja
Kubernetesやコンテナ使ってみたい
ぼくが2つ目にチャレンジしたのがこれでした。
公式ドキュメント > Google Cloud ソリューションの作成 > マネージド Kubernetes にウェブアプリをデプロイする
[GCP公式]コンテナ化されたウェブ アプリケーションのデプロイ
https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/tutorials/hello-app?hl=ja
サービスの解説
こちらは他の方も書いてくれているので、お任せします。
個人的にメインで使いそうなのは以下かなと思っています。
- Google Compute Engine (GCE): vmwareが最初からあるイメージ。VMから上を構築する。
- Google Kubernetes Engine (GKE): kubeが最初からあるイメージ。クラスタから上を構築する。
- Google App Engine (GAE): スケーラブルなWebサーバーが最初からあるイメージ。アプリだけ作る。
- Cloud Functions: FaaSプラットフォームが最初からあるイメージ。関数のロジックだけ作る。
[Qiita]Google Cloud Platform(GCP)入門
https://qiita.com/NagaokaKenichi/items/449902074e9994803cb8