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IT用語の意味と使用される場面を教えてくれるLINEBot×Make×ChatGPT

Last updated at Posted at 2023-08-11

$\huge{LINEとChatGPTを初めてつなげてみました}$
IT用語をLINEに入れると意味に要約と使用される場面例を教えてくれます
image.png

今までもiPhoneではショートカットメニューを便利に使用していますが、LINE BotとMakeを学習できる機会を得ましたのでLINEとiPhoneを連動させて使用できるとにかく実務で活用できるツールを考えてみました。

自部署の日常的な課題として
① ベンダー(システムの取引先)さんなどとの打合せ資料などでIT用語を日常的に使用する。
② IT用語は基本的なものから専門性の高いものまで非常に多くあり、ベンダーさんなどとのミーティング資料の中の用語について「これどういう内容でした?」などとは確認しにくい。
③ すぐにスマホで調べたいとき、同席のメンバーに共有できない。

今回のツールを使ってLINEのトークグループにメンバーを登録しておけば、どのメンバーからも同時に共有できる事になります。

Googleなどで検索すると色々なページがでてくるので、決め打ちでIT用語の意味と使用される場面を返してくれるように組んでみました。
組むといっても、MakeにはあらかじめChatGPTがあるので設定をしていくだけで済みます。
使用する場面例を箇条書きで返してくれるのもポイントです。

今回のChatGPTから返してもらう条件は下記で設定しています。
・ IT用語の意味。
・ 使用される場面。
・ 300文字程度で箇条書きで。

実際にiPhoneで動かした画面です

使用ツール
・LINE
・Make
・ChatGPT

運用上のポイント
ChatGPTに直接入力するのでなく、LINE⇒ChatGPT⇒LINE Botにする事でLINEに条件を入力することなく、直接用語を入力する事で、
・ 用語の意味。
・ 使用される場面を返してくれます。
・ トークグループが全員同じように利用できます。

手順
MakeでLINE(Watch Events)⇔OpenAI(Crreate Completion)⇔Line(Send a Reply Message)
をつなげていきます。
<ポイント>
あらかじめ練習などで「おうむ返し」設定でLINE(Watch Events)とLINE(Send a Reply Message)をつなげている場合は切っておかないとOpenAI(Crreate Completion)とつなぐ事ができません。
このつなぐ画面操作は少し慣れがいりますが慣れれば問題なくできるようになります。
  image.png

  ① LINE(Watch Event)
   create a webhookのConnetionから下記の図のステップへ進み
   image.png

   image.png
<ポイント>
LINE DevelopersページのMessaging API設定タブから一番下のチャンネルアクセストークンの再発行をクリックし、その左のコピーアイコンをクリックして長いアドレスをコピーし、先ほどのChannel Access Tokenへ貼り付け、Saveします。
チャンネルアクセストークン.jpg

LINE側の設定はもう少しです。
 
最初の画面で copy address clipboad のボタンがあるのでクリック
 image.png
再度LINE Developersページの戻って、Messaging API設定タブのWebhook設定
URLのところに編集をクリックした後、コピーしたURLを張り付けします。
image.png
② OPenAI(ChatGPT) 側の設定です。
<ポイント>
Roleの部分はSystemを選択し、下記のMessageに条件を入力してください。
image.png

 ③ LINE(Send a Reply Message)
  LINEのSend a Reply Message側は画面の通り設定してください。
  image.png
  image.png

※ 今回のChatGPT部分の設定はqiitaで検索し下記ページを参考にさせていただきました。
 https://qiita.com/watanabe-tsubasa/items/8342595d641143b780f7

<さらに試してみました>
スムースに動く事がわかりましたので
その他に
OpenAI(DALL-E & ChatGPT)の
Messages⇒Role(System)⇒Message Conte部分で
送付した記事を要約して300文字にして返してもらう設定も試してみました。

今まで、不定期手作業で日経新聞デジタルやWeb記事から役に立つ記事を見つけ、メンバーに共有する作業を継続してきました。
この作業はパソコンかiPadで
① 対象の記事を選択し、自分の会社メールへ送付しておく。
② そのままでは横長で読みにくいので改行や重点部分を表示など編集。
③ メンバーのメーリングリストへ送付。 

という流れでけっこう手間がかかっていました。
受け取る側も、情報量が多い記事だとチェックが後回しになりがちです。

この流れがが今回のツールを使う事で、
・ LINEに記事を貼り付けし、
・ LINEで送付するだけで
・ 自動で300文字に要約され、メンバーにLINEで共有されるようになりました。
すでに「情報宅急便」と名付けて自部署で運用を開始しています。

今後さらに実務で使用できる開発ができるよう工夫していきたいと思います。

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