AWSのRDS(PostgreSQL)等を利用していて、DBのバージョンを上げたりすると、以下のように接続元サーバーとのpg_dumpとのバージョン差異で怒られる場合がある
/usr/bin/pg_dump 接続先サーバー情報
pg_dump: server version: 9.5.15; pg_dump version: 9.3.14
pg_dump: aborting because of server version mismatch
接続元のサーバーがWEBサーバーだったりするとバージョンを上げたときにサーバープログラムへの影響度がわからないのでバージョンアップは避けたい。
別のディレクトリにPostgreSQLをソースからインストールすることで簡単に回避が可能
対象のPostgreSQLのソースを探す
上記のサイトから自分が取得したいバージョンを探してください
今回は、9.5.15をインストールしたいので
https://www.postgresql.org/ftp/source/v9.5.15/
上記から、 postgresql-9.5.15.tar.gzを右クリックして「リンクのアドレスをコピー」
インストール
cd /usr/local/src
wget https://ftp.postgresql.org/pub/source/v9.5.15/postgresql-9.5.15.tar.gz
tar -xvzf postgresql-9.5.15.tar.gz
cd postgresql-9.5.15
ここで、初めに作成したインストール先のディレクトリをprefixで指定し、インストール
./configure --prefix=/usr/local/postgresql-9.5.15/ --with-pgport=5432
make
make install
これで、以下のようなパスにpg_dumpがインストールされました
/usr/local/postgresql-9.5.15/bin/pg_dump
以上です