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アイエンター #2Advent Calendar 2018

Day 13

アジャイル開発で取り組んでいることそのに

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こんにちは♪前回もアジャイル開発で取り組んでいることとして
「ドラッカー風エクササイズ」をご紹介しました。
今回は「インセプションデッキ」についてお話したいと思います!

?インセプションデッキとは

メンバー全員で、プロジェクトに関わる10の設問の
回答を模索していくことで、認識を合わせることができる取り組みです。
さらに、この回答をクライアントに提示すれば
お客様とも認識があっているか、確認ができるというもの!

①我々はなぜここにいるのか?
②エレベーターピッチを作る
③パッケージデザインを作る
④やらないことリストを作る
⑤「ご近所さん」を探せ
⑥解決案を描く
⑦夜も眠れなくなる問題はなにか?
⑧期間を見極める
⑨何をあきらめるのかをはっきりさせる
⑩何がどれだけ必要なのか?

①~⑤はプロジェクトの全体像をとらえ
⑥~⑩は具体的な解決案を考えていく設問です。

このインセプションデッキは数日から2週間程度をかけて
行うのが理想とされています。
ですが、今回のプロジェクトはスパンが短いため
2週間は時間をかけられなかったのが現状です。

そのため10の設問からいくつか抜粋し、メンバーで話し合いをしました。

①我々はなぜここにいるのか?

これはプロジェクトメンバー全体の認識を合わせるために
とても重要な設問でした。
「なぜここにいるのか?」というちょっと抽象的な設問を
まずはメンバーひとりひとり回答していきます。

お客様から「こういうことがしたい」と話し合いや、資料を頂いてはいたものの
実際にメンバーひとりひとりに聞いてみると、微妙に違った回答が出たのです。
もちろん、ひとりひとりの回答が違うからといって
それが間違いではありません。
※お客様からの要望を完全に読み違えて、的外れな回答出ない限り※

全員の「なぜここにいるのか?」を聞き、お互いの思いを知ったうえで
お客様の話の背景までしっかり考えて深掘りすると
真の「ここにいる理由」がでてきます。

最終的にでた意見はとてもシンプルなものでした。
こちらはお客様にも最終回答を提示し
お互いの認識齟齬がないことを確かめることができました。

②エレベーターピッチを作る

これもお客様と認識を合わせるうえで、非常に役立った設問でした。

〇〇は、
「企業の販売促進担当者」の
「販売促進のヒントを提供するサービス」です。

「業界を代表するITメディア」とは、違い
「すぐに使える、わかりやすい販売促進の情報」を配信しています。

企業の販売促進担当者は、
「企画会議で煮詰まった時や、今までは、ちょっと違う販売促進の視点が欲しい時」に
当サイトを訪れて、自社の企画の参考に使います。

こちらはエレベーターピッチのテンプレートです。
ターゲットを明確にすること、どういうシステムなのか一言で簡潔に
真理を示すこと、重要な利点を伝えること・・・

最初は一言ではなかなか言い表せないものですが
ブラッシュアップしていくうちに、すっきりと落とし込めるものができてきます。
そしてそれをお客様にもお見せしたところ、認識があっている箇所は
安心して頂けましたし、違っているところは訂正して頂き
お客様と認識を合わせることができました。

途中、なかなかまとまらないと続ける意味を見失ってしまいがちですが
しっかりと落とし込めば、プロジェクトに非常に有益な手法です。

⑤「ご近所さん」を探せ

プロジェクトのメンバーでなくても、困ったときや相談したいとき
相談相手を見つけておくという考え方です。

たとえば、今回の開発メンバーではなくても
以前に同じような機能を作ったことがあるエンジニアがいれば
技術的な相談をもちかけることができます。

今回の案件でも、すでに何名かの「ご近所さん」に
アドバイスを求めております。
一言、都合のよさそうな時にお声掛けをし、見て頂くだけで
格段にプロジェクトを進めやすくなっています。

# まとめ

いかがでしたでしょうか!
インセプションデッキは質問数が多いので
すべてやろうとすると時間がかかってしまいますが
「これとこれをやってみよう」と絞って取り組みだけでもだいぶ違います。

ぜひみなさんもやってみてください(´ω`)

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