Laravelは通常LEMPと呼ばれる開発環境をDockerで構築してその上で動作させます。
ただ、Dockerに自分でLinux・Nginx・Mysql・PHPをインストール＆設定するには学習コストが意外と高くてめんどくさい。。

Laravel sailはターミナルでコマンド実行するだけで、DockerでLaravel環境を一発で作ってくれる便利なコマンドラインツールです。

公式サイトを参考にLaravel sailをインストールしてみます。
（ここからはDockerはインストール済みの想定で進めます）

↓Dockerのインストールがまだの方はこちら
https://www.docker.com/products/docker-desktop/

Laravel sailのインストール

Laravel sailをインストールするディレクトリを予め作成しておきます。
今回はtakegonsフォルダを作成しました。

mkdir takegons
cd takegons

mkdir : ディレクトリを新規で作成するコマンド「mkdir ○○○」（MaKe DIRectory）
cd : ディレクトリを移動するコマンド「cd ○○○」（Change Directory）

takegonsディレクトリへ移動したらLaravel sailをインストールします。
「example-app」の部分は任意で好きなプロジェクト名に変更してください。

curl -s "https://laravel.build/example-app" | bash

curl : 指定したURLに対して様々なことができるコマンド「curl http://example.com」（今度curlについてもまとめます）

途中でパスワードが求められたらPCのパスワードを入力。

Please provide your password so we can make some final adjustments to your application's permissions.

下記メッセージが出たらインストール完了です。（ちょっと時間かかりました）

Thank you! We hope you build something incredible. Dive in with: cd example-app && ./vendor/bin/sail up

「example-app」ディレクトリへ移動してsailを立ち上げるコマンドを実行します。

cd example-app
./vendor/bin/sail up

ブラウザで「http://localhost/」へアクセスするとLaravelのスタート画面が表示されます。

これだけでLaravelの環境ができました。

まとめ

初学者にはDockerでの環境構築はWEBサーバーやMySQLなど色々インストールしないといけなくて少し敷居が高いですが、Laravel sailなら何も考えずにすぐに環境構築ができるので、まずはLaravelを触ってみたい人におすすめだと思います。

続く