AIKirei — AI出力の「名前のない作業」を引き受けるChrome拡張機能
TL;DR
AIKireiは、AIの回答をドキュメントで利用できる形に整えるためのツールです。
ChatGPTやGeminiの画面上で動き、回答の「欲しい部分だけ」を選んで、コピーやサイドバーで編集して、Markdown・Word・Slackにそのまま出力できます。ログイン不要、外部APIなし。
ChatGPTやGemini回答、NotionやSlackにそのまま貼れますか?
たぶん無理ですよね。
- 「承知いたしました。」を消す
- 絵文字を消す
- 箇条書きの階層を直す
- 要点だけに削る
毎回やっているのに、名前すらないこの作業。
1回2分でも、1日5回やれば10分。月で約3時間。年間36時間。
その時間を削減したくて、Chrome拡張機能・AIKirei を開発しました。
AIKireiとは
AIは文章を生成してくれます。
でも「提出できる形」にするのは、まだ人間の仕事です。
AIKireiは、AIの回答をその場で編集できることで、貼り付けの編集の手間を削減する拡張機能です。
ChatGPTやGeminiの画面上で動き、
- 欲しい部分だけを選択
- その場で編集
- Slack・Markdown・Word形式に即出力
ができます。
ログイン不要。ローカルで完結するため、あなたのデータを外部に送りません。
AIKireiで何ができるか
1. 回答の「欲しい部分だけ」を選べる
AIの回答全体をコピーする必要はありません。AIKireiは見出しレベル(H1〜H3)に基づいて回答を階層的に解析し、ブロック単位で取得できます。
- レスポンス: レスポンス単位を丸ごと
- セクション(H1): トピック全体をまるごと
- ブロック(H2): 段落単位で
- チャンク(H3): 細かい区分ごとに
各ブロックにはボタンが表示されます。クリックするとサイドバーが開き、そのブロックだけを編集できます。複数ブロックを追加して組み合わせることも可能です。
2. サイドバーで直接編集も可能
選択したブロックは、ページ右側に開くサイドバーで編集します。
- Markdownベースのリッチエディタ(見出し、リスト、コードブロック、テーブル対応)
- 文字数カウント表示
- 編集内容はセッション中自動保存
ChatGPTやGeminiの画面から離れることなく、その場で編集が完結します。
3. KireiコマンドでAIに再加工させる
サイドバーには「修正コマンド」のプリセットがあります。これは編集中のテキストをプロンプトとしてAIに送り返し、再加工させる機能です。
| コマンド | 何をするか |
|---|---|
| Document | 前置き・結び・絵文字等の冗長表現を除去するようAIに指示 |
| Slack用 | Slackメッセージ向けの構成に変換するようAIに指示 |
| メール | ビジネスメール形式に変換するようAIに指示 |
ワンクリックでプロンプトが送信され、自分でプロンプトを書く手間が省けます。
Before:AIの生出力(情報はあるが、そのままでは使いにくい)
-
情報量は十分
-
しかし装飾が多く、記事としてはノイズが目立つ
-
見出し・文体・箇条書きの粒度が揃っていない
「素材」としては使えるが、公開には手直しが必要な状態です。
After:Kireiコマンドで整形した文章(AI特有の表現を削除済み)
-
装飾を排除し、落ち着いた記事トーンに統一
-
見出し構造が整理され、流し読みしやすい
-
文体が断定的で、人間が書いた文章に近い コピーしてそのまま貼れる文体になっている
4. 3つの形式でコピー&エクスポート
やりとりが固まったら、用途に合わせて出力できます。
-
Markdown —
.md形式でコピー -
Word —
.docx形式でコピー。Notion・Google Docsへの貼り付けにも使えます -
テキスト —
.txt形式でコピー
こんな人に向いています
- 毎日AIで議事録や仕様書を作っている人
- Slack文化のチームで働いている人
- AI出力を「提出物」に変換することが多い人
- 整形作業に地味なストレスを感じている人
対応プラットフォーム
| プラットフォーム | 対応状況 |
|---|---|
| ChatGPT (chatgpt.com) | 対応済み |
| Google Gemini (gemini.google.com) | 対応済み |
| その他(Claude等) | 今後対応予定 |
現在の制限事項
- ChatGPTとGeminiのみ対応(他のAIプラットフォームは未対応)
- 編集内容はセッション内のみ保存(タブを閉じるとリセット)
- KireiコマンドはAIに再度問い合わせるため、AIの回答品質に依存します
- 個人開発のため、Chat AI側のUI変更への対応に時間を要する場合がございます
今後の展望
- ユーザーごとのカスタマイズなテンプレートの保存機能
- 整形パターンの学習・自動提案
- LLM APIを用いたより強力なKireiコマンドの開発
- SlackやGmailなどとユーザー認証による直接作成できるようにする
これらのうちいくつかの機能は、ログインが必須なので認証も含めて実現できればと考えています。
フィードバック大歓迎です
ここまでお読み頂き、ありがとうございます!
「ここが使いにくい」「この形式にも対応してほしい」「こういうふうな機能がほしい」など、どんなフィードバックでも歓迎です。
まずは一度、AI利用での「名前のない作業」を減らしてみてください。






