0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

IBM Cloud: BIOS Boot order 変更方法&注意点

Posted at

はじめに

IBM Cloudのベアメタルでは、ISOファイルからブートすることが可能です。ただし、ISOブートするためにはBIOSのboot orderを変更する必要があります。
以下では、変更方法・注意点を記載します。

変更手順

変更手順は、払い出されたベアメタルの種類によって異なります。
Supermicro・Lenovoサーバーそれぞれについて記載します。

Supermicroサーバーの場合

Caseにて依頼する必要があります。
Case作成時のトピックは以下を指定します。

  • トピック:Bare Metal Server for Classic
  • サブトピック:Other

以下、サンプル文 です。(ISO ブートしたい場合)

タイトル:request for changing boot order on "server name"

Hello,
We would like to boot from ISO.
Could you change boot order on "server name" as CD-ROM is top?

Best regards,

また、対象サーバーをCaseにアタッチしておくとサポート担当が作業しやすくなります。

また、KVM ConsoleにてISOをマウントしていると、以下のようにISOを認識するブート・オプションに表示されます(この場合 USB CD/DVD に「Virtual CDROM」の表示があります)。
事前にマウントしておくことで、変更すべきブート・オプションをCase担当者が判別しやすくなります。

Lenovoの場合

Lenoboサーバーでは、モデルの種類によって対応が2つに分かれます。新しいモデルの場合は以下の対応となります。
新しいモデルのLenovoサーバーをオーダーしてKVM Consoleへアクセスすると、以下のようなXclarity Controller画面が表示されます。

IBM Cloudポータル記載のリモート管理ユーザー/パスワードを入力してログインすると、ホーム画面が表示されます。
「Server Configuration」をクリックし、「Boot Options」をクリックします。

変更したいboot optionを選択し、矢印にて優先順位を変更します。(上部が優先してブートされます)

「Restart server immediately」をチェックし、「Apply」をクリックして完了です。

古い種類の場合は、Supermicroと同様にCaseで依頼する必要があります。

注意点

1つのCaseで依頼するのは1,2台

一度に多くのサーバーの変更依頼をしますと、Case担当者が混乱してしまい、boot orderのミスや変更のし忘れにつながります。
一度に依頼する台数は1,2台としましょう

エビデンスをもらう

上記のように、Case担当者の変更作業においてミスが発生する可能性があります。そのため、必ず作業後のスクリーンショットなど、エビデンスをもらうようにしましょう。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?