アーカイブ
ディレクトリや複数のファイルを1つのファイルにまとめること。
-z
オプションを付けると、アーカイブ作成する際、自動的にgzip
コマンドを呼び出し、tar
コマンドで作り出されるものを自動的に圧縮してくれる。
$ du -s Masters\ Thesis/
6424 Masters Thesis/
# アーカイブ作成
$ tar -czvf masters.thesis.tgz Masters\ Thesis/
...
$ ls -ls masters.thesis.tgz
# 戻す
$tar -xvf masters.thesis.tgz
tar -c
アーカイブを作成
tar -t
アーカイブ中に含まれているものを調べる
tar -x
アーカイブからファイルやディレクトリを取り出す
その他
-f
オプション
tar -f ファイル名
対象にするアーカイブ名を指定する
-v
オプション
処理過程を出力させる
tips
複数のファイル名を別々にtar
コマンドに指定するのではなく、ディレクトリ名を1つだけ指定する。
復数のファイルを別々に指定する方式だと、アーカイブを元に戻した際、展開先になったディレクトリ内に、取り出されたファイルがばらまかれてしまう。
しかし、ディレクトリを1つ指定する方式だと、元に戻した際、ディレクトリが1つ新しく作成され、その中に全ファイルが展開されるようになる。
参考
入門 Unix for OS X 4.5.6.2