du
(disk usage)
ファイル容量を調べることができる
$ du Documents/Outline.doc
300 Documents/Outline.doc
容量は512バイトを1ブロックとしてブロック単位に表示
上記の場合、約300ブロック使用しているということ。
-
-s
オプション
ディレクトリが使っている総容量だけが知りたい場合。要約(summarize)を示す。 -
-h
オプション
人間に取って読みやすい形式で書きだす。
$ du -s /Library/* | sort -rn
使用量が大きなディレクトリから順番に表示させることができる
$ du -s /Library/* | sort -rn | head
最大使用量の上位10個だけを表示させることができる
ディスク空き容量の計算
df -h
ディスクに対して空き容量を計算したい
(-h
オプションはより人間に見やすい形式で書き出させるため)
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk0s2 233Gi 228Gi 4.3Gi 99% 59952046 1117394 98% /
devfs 192Ki 192Ki 0Bi 100% 664 0 100% /dev
map -hosts 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /net
map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /home
/dev/disk2s2 39Mi 28Mi 10Mi 74% 7285 2625 74% /Volumes/Sublime Text
カラム名 | 説明 |
---|---|
Filesystem | ボリュームに付けられたUnixデバイス名 |
Size | ディスク容量の総合計 |
Used | 現在使用中のディスク容量 |
Avali | 利用可能な空き容量 |
Capacity | 現在使用中のディスク容量が全体に対して占める割合。使用率が100%になっているdevfsなどは通常のディスクではないUnixデバイスなので気にする必要はない。注意すべきは起動ディスク(ここでは/dev/disk2s3)の使用率。 |
Mounted on | 使っているOS Xにマウントされたボリュームを参照する際に使うパス名が表示される |
-
-h
オプション 容量計算において、コンピュータ数値上、正確に表示できる2で割る方式 -
-H
オプション もっと普段の生活になじみ深い10で割る方式を使って計算し表示 -
-m
オプション 1MBというブロックの単位でディスクの情報を表示。devfsといったOS上の小さなパーティションはすべて、値が0に切り捨てられて示される。
ファイルのパーミッション(アクセス権)
「ディレクトリは、内部に存在している全ファイルの管理情報を記録しているファイルにすぎない」と考えるのです。
ファイルを追加したりファイルの名前を変更したりファイルを削除したりといった操作は、つまるところ、ディレクトリが記録している内容を変更する操作となるわけです。もしディレクトリに書き込みが許されていなければ、ディレクトリが記録している内容を変更できなくなってしまうのです。