本の情報
タイトル
頭のいい人が話す前に考えていること
著者
安達 裕
本の内容(抜粋)
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「頭がいい」とは?
頭がいいかどうかを決めるのは自分ではない。
かといって、頭の良さを決める基準があるわけでもない。
→他者から「頭がいい」と認識される人が、実際に「頭がいい」人と言える。 -
「頭がいい」人と認識されるには?
「相手が何を求めているのかを想像しながら生活する」ことが必要。
コミュニケーションの主体は自身ではなく、相手にある。
→相手が求めるものを伝えられることで、人から慕われるようになり、「頭がいい」と思ってもらえるようになる。 -
「頭がいい人」の考え方(相手が求めるものを伝えるための考え方)
1.相手の話を聞くこと
自分が何を話すかを考えながら相手の話を聞くのではなく、相手の話を聞いて「自分に言ってほしいこと」を考える。
→共感して欲しいのか、解決して欲しいのかなどを、相手の話から理解する。
2.反射的に話さないこと
人間には、「早い思考(=直観的な思考)」と「遅い思考(=論理的な思考)」があるとされる。
反射的に話そうとすると、早い思考が働いて内容を簡単で不正確なものに置き換えてしまう。
→一息置いて、事実と意見を分けてから離すようにする。
印象に残った点
- 話が浅い人
話が浅い人は、以下の特徴がある という記載があった。
1.根拠が薄い
2.言葉の「意味・定義」をよく知らない
3.成り立ちを知らない
自分でも、話をしていると自信がなくなって尻すぼみになってしまうことが多々あり、上記の特徴が当てはまると感じた。
自分の話す言葉や内容を詳しく理解し、自信をもって話せるようにしたい。
まとめ
会話の場で、何か話さないといけない・アイデアを出さないといけない と焦って考えてしまう人に読んでいただきたい本でした。
「コミュニケーションでは、自分が伝えたいことを伝えるのではなく、相手が言って欲しいことを伝える。」
私も自分の言いたいことに気を取られて反射的に話してしまうタイプなので、相手の話を理解できているか見直すことを意識付けたいと思います。
ありがとうございました。