オブジェクトとは
テーマの構築に使用できる変数のこと。
オブジェクトの種類には、Shopifyの標準的なコンテンツ、インタラクティブ性を構築するのに役立つ機能的な要素が含まれる。
単一のデータポイントを表すこともあれば、複数のプロパティを含むこともある。
プロパティによっては、コレクション内の商品など、関連するオブジェクトを表す場合もある。
※リキッドオブジェクトはリキッド変数とも呼ばれる。
参考
使用方法
オブジェクトとそのプロパティは、中括弧 {{ }} で囲んで使用する。
たとえば、「product」 オブジェクトには「title」というプロパティがあり、これを使うと商品のタイトルを出力することがでる。
{
"product": {
"title": "仙豆"
}
}
[[ product.title ]]
仙豆
オブジェクトへのアクセス
オブジェクトにアクセスする方法は、そのオブジェクトとアクセスしたいコンテキストによって異なる。
オブジェクトへのアクセス方法は以下。
・Globally
Tcheckout.liquidとLiquidアセットファイルを除く、Liquidテーマファイルから直接アクセス可能。
・In a template
オブジェクトは特定のテンプレート、またはテンプレートに含まれるセクションやブロックで直接アクセスできる。
例えば、商品テンプレートや、商品テンプレートで参照されるセクションで、商品オブジェクトに直接アクセスできる。
・Through a parent object
多くのオブジェクトは、別のオブジェクトによって、あるいは、親オブジェクトのプロパティとして返される。
例えば、グローバルarticlesオブジェクトを通して、あるいはblogオブジェクトのarticlesプロパティを通して、articleオブジェクトにアクセスすることができる。
変数の作成
変数タグを使って独自の変数を作成することもできる。
変数は構文的にオブジェクトのように扱われる。
{% assign my_variable = 'My custom string.' %}
{{ my_variable }}
My custom string.
コードの解説
{% assign my_variable = 'My custom string.' %}
{% assign ... %}:
Liquidの制御タグで、新しい変数を作成し値を割り当てる。
assignを使うと、文字列や計算結果を変数に格納できる。
my_variable:
作成する変数の名前。
この例では、my_variableという名前が付けている。
'My custom string.':
変数に代入される値。
ここでは単純な文字列「My custom string.」を格納している。
{{ my_variable }}
{{ ... }}:
Liquidの出力タグで、指定した変数や計算結果をページに出力できる。
my_variable:
先ほどassignで作成した変数の値を指す。
この例では、my_variableに代入された'My custom string.'が出力される。
各オブジェクトの詳細はこちらから確認できる。