【個人開発】非エンジニアの親がGoogle AI Studio(Gemini)とペアプロして、子供が"平均8分"熱中する学習アプリを作った話
はじめに
こんにちは。普段はエンジニアとは関係ない仕事をしながら、中学受験予備軍を育てているシンママです。
子供が日能●で苦戦していたので、「AIでアプリ作れるっていうし、ドリルを作ってみようべ」と安直な考えでいじってみました。
とはいえ、私はコードが書けるわけではありません。非エンジニア。デザイナー。
そこで、Google AI Studio (Gemini) に指示出しをしながら、Webアプリ「てんからドリル」を自作しました。まだモック版。
リリースして数日ですが、平均エンゲージメント時間8分超え、直帰率ほぼ0%という、予想外の結果が出たので、開発の経緯と工夫した点を共有します。
作ったもの
「てんからドリル」という中学受験する子向け学習Webアプリです。
(キャプション:シンプルなUIですが、子供が迷わないように設計しました)
主な機能
- 算数の特殊算ドリル
- 理科(星座・公転など)の解説とクイズ
- あえて「自動採点しない」記述問題(自己採点方式)
開発手法:AIを「優秀な部下」にする
開発には Google AI Studio を使用しました。
コードを一行一行書くのではなく、「やりたいこと」絵と文字で伝えて、AIにコードを書いてもらうスタイルです。
実際に行ったプロンプト(指示)の例
私が意識したのは、AIに「先生」になってもらうのではなく、「手を動かす部下」として扱うことです。
衝撃の結果(アナリティクス)
リリース後3日ですが、Googleアナリティクスでみてっっと、解析がよくわからないのでGeminiに見てもらったところ、「良き!」という評価をいただけまして、どうなんでしょうね。
わたしは15人しか見ていないことに😭😭なんですが。
- アクティブユーザーあたりのエンゲージメント時間: 7分46秒
- イベント数: 1000回突破
- 主要画面の直帰率: 0.0%
子供向けアプリとして、これだけの時間集中してくれていることに感謝です。
工夫したポイント(技術&親目線)
1. 「PWA」でアプリ化
Webアプリですが、ホーム画面に追加できるように「PWA」に対応させました。
これもAIに「PWA対応に必要なmanifest.jsonとservice-worker.jsを書いて」と頼んで実装しました。
2. あえて「不便」を残す
記述問題は自動採点にせず、子供自身にチェックさせる仕様にしました。これは「技術不足」ではなく、「メタ認知(自分で間違いに気づく力)」を育てるための教育的配慮です。
というのは詭弁でして、まだモック版なんですけどね。
今後の課題
- 現在はユーザー数がまだ少ない(ほぼ身内)ので、どうやって広めていくかが課題です。
- 社会や国語のコンテンツを充実させたいです。
さいごに
「プログラミングができないから」と諦めていたアイデアも、生成AIを使えば形にできる時代になったと痛感しました。
これからの課題は、アプリの商用運用なんですけど、こちら、まるで知見無し。
現在はモック版でしかないのでこれから先、どうやって画面のリッチ化を図るかも悩み中です。
また綴っていきます。
