CIのためにAndroid環境をCentOS(GUIなし)環境に構築する必要が出たので、その方法。
特に、個別のパッケージ(SDK Platformなど)をインストールする方法の説明があまりなかったので、ここに共有しておく。
前提
JDK, Ant はインストールされているものとする。
また、Android SDKが 32bit 用にビルドされているらしく、必要となる以下のライブラリをインストールしておく。
# yum install glibc.i686 libstdc++.i686 zlib.i686
SDK本体のインストール
http://developer.android.com/sdk/index.html の DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS より
SDK Tools Only の "Linux 32 & 64-bit" をdownload する。
これを展開し、パスに android-sdk-linux/tools
を追加しておく。
パッケージのインストール
で、本題。
GUIの場合は、SDK Manager を起動して必要なツール、SDK Platform を選択してインストールするが、それと同等なことを CUI でするには以下のように行う。
まず、インストールできるものを以下のコマンドにて確認する。
$ android list sdk -a -e
----------
id: 1 or "tools"
Type: Tool
Desc: Android SDK Tools, revision 22.3
----------
id: 2 or "platform-tools"
Type: PlatformTool
Desc: Android SDK Platform-tools, revision 19
----------
… 以下省略
この "tools" とか "platform-tools" とかを以下のように指定して、個別にインストールをしていけばよい。
私が実行したコマンドは以下の通り。何をインストールするかは自分の要件次第ということで。
$ android update sdk -u -a -t tools,platform-tools
$ android update sdk -u -a -t doc-19,android-19,sample-19,sysimg-19,source-19,build-tools-18.1.1
$ android update sdk -u -a -t extra-android-support,extra-google-google_play_services
確認
インストールがすべて完了すれば、
$ android create project -t 1 -p /tmp/helloworld -k "com.example.test" -a HelloWorld
$ cd /tmp/helloworld
$ ant debug
$ant debug install
とかでプロジェクトが作れて、ビルドができて、インストールできるかといったところを確認すればOK.
ちなみに、-t
で与えるIDは
$ android list
で表示されるIDを指定することになる。
以上