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【Azure】Microsoft Fabric で継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) を実装する

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1. はじめに

1-1 ご挨拶

初めまして、井村と申します。

Microsoft Fabricは、データの統合、エンジニアリング、分析、ビジネスインテリジェンスなどの機能を統合したSaaS型データ分析ツールです。
そしてMicrosoft Fabricは60日間のフリートライアル期間があります。

さらに、Microsoftが提供する無料のオンライン学習プラットフォームであるMicrosoft Learn(MSLearn)にはたくさんのMicrosoft Fabricに関する記事があります。

本記事はフリートライアル期間を利用してMSLearnの演習を行っていきます。
演習を通して気づいた点やTipsを、なるべく多くのスクリーンショットとともに備忘録として残します。

1-2 MSLearn

今回はMicrosoft Fabric で継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) を実装するを行います。

この演習の学習の目的は以下の通りです。

  • CI/CD を定義し、Fabric でのその実装方法を説明する。
  • バージョン管理と Git 統合を実装します。
  • デプロイ パイプラインを使ってデプロイ プロセスを自動化する。
  • Fabric API を使って CI/CD を自動化する。

1-3 Get started with Microsoft Fabric

以下からMicrosoft Fabricのフリートライアルを開始できます。

Get started with Microsoft Fabric

2. MSLearnの要約

2-1 継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) を理解する

継続的インテグレーションと継続的デリバリーは、複数の開発者からのコード コントリビューションをメイン コードベースに統合するためのプロセスです。 コントリビューションは頻繁にコミットされ、自動化されたプロセスによって新しいコードがビルドおよびテストされます。 コードは絶えず運用環境へと出ていくため、機能開発の時間は少なくなります。

継続的インテグレーション

バージョン管理システム内の共有コード ブランチやトランクにコードを頻繁にコミットし、変更は、マージが完了すると、ビルド プロセスと自動テストによって検証されます。

継続的デリバリー

継続的デリバリーは、継続的インテグレーションの後に発生します。 CI が完了すると、コードはステージング環境にデプロイされ、運用環境へのコードのリリース前に、そこで多数の自動テストが実行されます。

継続的デプロイ

継続的デプロイは、更新内容が自動テストに合格した後に、構造化されたデプロイ段階を通じて運用環境に更新内容を自動的にリリースするプロセスです。

Fabric で CI/CD を使用する

CI/CD を使用した Fabric アイテムのライフサイクルの管理には、統合とデプロイという 2 つのパートがあります。統合は Git を使用して実装されます。 デプロイは、Fabric デプロイ パイプラインを使用して実装されます。

  • Git : チームがブランチを使用して共同作業を行い、バージョン管理を提供できるようにします。 これは、増分的なコードの変化を管理し、コードの履歴を確認するのに役立ちます。
  • デプロイ パイプライン : コードの変更を、開発、テスト、運用などのさまざまな環境に昇格できます。
  • ファブリック REST API : デプロイまたは統合の自動化を有効にし、CI/CD プロセスをプログラムで管理できます。

2-2 バージョン管理と Git 統合を実装する

Gitへの接続やコミットはFabricワークスペースから簡単に行うことができます。

Git リポジトリへの接続

下図の通りFabric ワークスペースと Git リポジトリを接続することができます。

000_1.png

ワークスペースを Git に接続するときは、同期する Git リポジトリのブランチを新規作成するか、既存のブランチを選択します。

000_3.png

Fabric ワークスペースと Git リポジトリをコミットして更新する

Git ブランチで新しいコミットが行われたら、[ソース管理] ウィンドウの [更新プログラム] 選択を使用して、それらをワークスペースと同期します。

000_2.png

Fabric API を使用して CI/CD を自動化する

Fabric REST API を使用すると、Fabric の手順とプロセスを自動化し、効率と生産性を向上させることができます。以下のことができます。

  • ワークスペースで行われた変更を、接続されたリモート ブランチにコミットします。

  • 接続されたブランチにプッシュされたコミットでワークスペースを更新します。

  • 受信した変更がある項目と、Git Status API を使用してまだ Git にコミットされていない変更がある項目を確認します。

  • 展開パイプライン ステージ項目の一覧表示:指定した展開パイプラインの指定したステージに割り当てられたワークスペースから、サポートされている項目を返します。

  • ステージ コンテンツのデプロイ: 指定した展開パイプラインの指定したステージから項目をデプロイします。

  • 展開パイプライン REST API

  • Git REST API

3. 演習スタート

演習: Microsoft Fabric でデプロイ パイプラインを実装する

上記URLから演習を開始できます。実際のMicrosoft Fabricを使うため、とても勉強になります。

3-1 ワークスペースの作成

1 . [新しいワークスペース] を押下します。

001.png

2 . 名前を[Development]とし、[適用]を押下します。

002.png

3 . 左側のメニューバーで、[ホーム]を押下します。再度ワークスペースの作成を行い、名前を[Test] と [Production]として作成します。

002_2.png

3-2 デプロイ パイプラインを作成する

デプロイ パイプラインを作成します。

1 . 左側のメニュー バーで、[...] - [デプロイパイプライン] を選択します。

003.png

2 . [新しいパイプライン] を選択します。

004.png

3 . [新しいデプロイ パイプラインの追加] ウィンドウで、パイプラインに一意の名前を付け、[次へ] を選択します。

005.png

4 . 新しいパイプライン ウィンドウで、 [作成して続行] を選択します。

006.png

3-3 デプロイ パイプラインのステージにワークスペースを割り当てる

デプロイ パイプラインのステージにワークスペースを割り当てます。

1 . 表示されるウィンドウで、 [このステージにコンテンツを追加する]の下のオプションを展開し、ステージの名前と一致するワークスペースの名前を選択します。

007.png

2 . デプロイ ステージごとに [割り当て] チェック マークを選択します。

008_割り当て.png

3-4 コンテンツの作成

開発ワークスペースにレイクハウスを作成します。

1 . 左側のメニュー バーで、 ワークスペース[Development] を選択します。

009.png

2 . [新しい項目] を選択します。

009.png

3 . 表示されるウィンドウで [Lakehouse] を選択します。

011.png

4 . [New lakehouse] ウィンドウでレイクハウスに「LabLakehouse」という名前を付け[作成]を押下します。

012.png

5 . [Lakehouse Explorer] ウィンドウで、[サンプル データから開始] を選択して、新しい Lakehouse にデータを入力します。

013.png

6 . サンプル NYCTaxi を選択します。

014.png

7 . 左側のメニュー バーで、作成したパイプラインを選択します。

015.png

8 . [Development] ステージを選択すると、デプロイ パイプライン キャンバスの下に、ステージ項目として作成したレイクハウスが表示されます。
Test ステージの左端には、円の中に ×(バツ印) があります。×(バツ印)は、 [Development] ステージと [Test] ステージが同期されていないことを示します。

016.png

9 . [Test] ステージを選択すると、デプロイ パイプライン キャンバスの下に、作成したレイクハウスがソース内のステージ項目 (この場合は [Development] ステージを参照) のみであることがわかります。

017.png

3-5 ステージ間でコンテンツをデプロイする

レイクハウスを [Development] ステージから [Test] ステージおよび [Production] ステージにデプロイします。

1 . デプロイ パイプライン キャンバスで [Test] ステージを選択後、Lakehouse 項目の横にあるチェック ボックスをオンにします。

018.png

2 . 次に、[展開] ボタンを選択して、現在の状態のレイクハウスを [Test] ステージにコピーします。

019.png

3 . 表示される [ このステージにデプロイする ] ウィンドウで、[ 展開 ] を選択します。

020.png

4 . デプロイ パイプライン キャンバスの [Production] ステージに円の中に ×(バツ印) が表示されました。レイクハウスは、 [Development] ステージと [Test] ステージに存在しますが、まだ [Production] ステージには存在しません。

021.png

5 . デプロイ パイプライン キャンバスで [Production] ステージを選択後、Lakehouse 項目の横にあるチェック ボックスをオンにします。

022.png

6 . 次に、[展開] ボタンを選択して、現在の状態のレイクハウスを [Production] ステージにコピーします。

023.png

7 . 表示される [ このステージにデプロイする ] ウィンドウで、[ 展開 ] を選択します。

024.png

8 . ステージ間の緑色のチェック マークは、すべてのステージが同期し、同じコンテンツが含まれていることを示します。

025.png

9 . 左側のメニュー バーで、 ワークスペース[Test] を選択します。

026.png

10 . ワークスペース[Test] にレイクハウスがコピーされていることを確認します。

027.png

11 . 同様にワークスペース[Production] にレイクハウスがコピーされていることを確認します。

028.png

以上で演習は終了になります。
この演習では以下を学びました。

  • デプロイ パイプラインを作成し、そのパイプラインにステージを割り当てました。
  • 開発ワークスペースにコンテンツを作成しました。
  • デプロイ パイプラインを使用してパイプライン ステージ間でコンテンツをデプロイしました。

3-9 リソースをクリーンアップする

ワークスペースを削除するには、先にパイプラインを削除する必要があります

1 . 右上の[...] - [パイプラインの削除]を押下します。

029.png

2 . [削除]を押下します。

030.png

3 . ワークスペースの削除については【Azure】Microsoft Fabric レイクハウス内にあるファイルとテーブルにデータを取り込む。(3-7 リソースをクリーンアップする)をご参照ください。

以上でワークスペースが削除されます。お疲れ様でした!

本演習を通じて Microsoft Fabric の演習 が一覧化されていることを初めて知りましたので共有致します。

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