始めに
この記事はGoogleスプレッドシートのデータから簡単にアプリが作成できるGlideの逆引き記事です。
言葉の定義
一部、「紛らわしい言葉」や「似て非なるもの」があるので、次に示します。
言葉 | 意味 |
---|---|
Details | STYLEのDetails |
Detail Screen | ListやMap等の詳細画面 |
データソースの切り替え
データソースの設定は[Tabs]の[Source]で設定。
タブが1つしか無い場合、データソースの設定を[Layout]や[Data]で探しがちですが、そうではないので注意。
画像の参照
スプレッドシート上に画像のURLを入力
例えば、Googleドライブに保存された画像を参照する場合はhttps://drive.google.com/uc?id=<ファイルID>
を入力する。
データ登録画面の実装
Details & Detail Screenの場合
[COMPONENTS]に[Form Button]を追加する。
Details & Detail Screen以外の場合
[ADD]-[Allow users to add items]にチェックを付け、[COMPONENTS]で入力項目を設定する。
データの登録先は、今の画面のSource。([Tabs]から確認可)
データ編集画面の実装
※Details & Detail Screenでのみ実装可能。
Details or Detail Screenの画面で[EDIT]メニューを表示。
最初に[Allow users to edit]にチェックを付ける。
すると、次の画面のようになるので、必要な機能(入力項目や削除許可など)を設定していく。
ハンバーガーメニューの実装
[Tabs]-[ADD(右上の+ボタン)]でタブを作成し、作成したタブを[MENU]にドラッグ&ドロップ。
お気に入りの実装
Detail Screenで[COMPONENTS]に[Favorite]を追加する。
Detailsでも[COMPONENTS]に[Favorite]は追加できるが、Detailsは1データしか表示できない画面なので、お気に入りの実装をしても意味がない。
List等の複数データを扱う画面の、子の関係であるDetail Screenに対して実装する事。
アプリの公開停止
おそらくアプリの公開停止に該当する機能は無いので、同様の結果をもたらす手順を記載します。
全体の流れとしては次の通りです。
- 公開停止したいアプリのコピー作成
- 公開停止したいアプリの削除
- コピーしたアプリのアプリ名を元のアプリ名に変更
まずはアプリのコピーを作ります。
アプリのコンソール画面に表示されている、公開を停止したいアプリの[︙]クリックし、[Duplicate]をクリック
次の画面が出現するので、[Keep same sheet]を選択して、[Duplicate app]をクリック。
ここまでの操作で、同じスプレッドシートのファイルをDBとしたアプリのコピーが作成されます。一度コピーしたアプリの動作確認をしておきましょう。
次に公開中のアプリを削除します。
アプリのコンソール画面に表示されている、公開を停止したいアプリの[︙]クリックし、[Delete]をクリック
最後にコピーしたアプリのアプリ名を変更します。コピーしたアプリ名はCopy of <コピー元のアプリ名>
になっているので、次の画面で元の名前に変更します。
メニューは[Settings]-[GENERAL]-[Name]です。