以下の記事の続編となります。
先にこちらの記事を読まれていることを大前提にしています。
はじめに
上記の記事のコメントで全体の期待値を計算してほしいという要望があったのでチャレンジしてみました
前提
以下のルールの内①のルールが前提となります
親のオープンカードがAまたは10の時
①特別なことは何もせず子のタームに移ります。
②親はもう一枚のカードを確認し、BJが成立していないことを確認してから子のタームに移ります。BJが成立している場合は、子のタームを行わず勝敗を決します。
参考
②のルールで個別の期待値をもとめた計算シートは
こちらの記事のコメント欄参照
計算結果
(1)スプリット、ダブルダウンがないルールの場合は、
97.58%
(2)スプリット、ダブルダウンを適用したルールの場合は、
99.20%
となりました
計算方法は、こちらのGoogleスプレッドシートで公開しています。
以下の2種類のシートがあります
・「W無」※(1)スプリット、ダブルダウンなしで計算
・「W有」※(2)スプリット、ダブルダウンありで計算
クリックしても閲覧しかできませんので、中身をいじったり確認したい方は、[Googleスプレッドシート]のメニューの[ファイル]から[ダウンロード]を選択し、[Microsoft Excel形式]でダウンロードしてください。
Excelソフトをお持ちでない方は、再度自身のアカウントの[Google Drive]にアップロードすれば、[Googleスプレッドシート]で開くことが出来るのではないかと思います。
シートの見方
全体の期待値
確率
親のオープンカードそれぞれの確率
期待値
親のオープンカードそれぞれの期待値(算出方法は後述)
確率 * 期待値
上記2つの値の積
全体の期待値
確率*期待値 の合計 および その値をパーセンテージで表現したもの
個別のオープンカードの期待値
確率
1枚目の確率:文字通り該当のカードがでる確率(Aは11の列に設定)
2枚目の確率(ハードハンド・ソフトハンドそれぞれで計算)
2枚で該当の値になる確率(ただしペアハンドになる可能性のある組み合わせはペアハンドになる確率を除いたもの)
ペアハンドの確率:該当のペアハンドになる確率
期待値
ハードハンド・ソフトハンド
max(ステイ,ヒット,ダブルダウン) × 上記で求めた確率
ペア
max(ステイ,ヒット,ダブルダウン, スプリット) × 上記で求めた確率
期待値合計(これが求めたい値)
上記で求めた期待値の合計
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