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運用保守業務で最初に確認したいこと

Last updated at Posted at 2025-12-14

1.はじめに

Qiita初投稿失礼します。

この記事では「運用/保守案件」に参加した際の最初にすべきと考えるポイントをまとめたいと思い記述し始めました。

技術的な知識も大事ですが、いち早く運用/保守業務に慣れるよう気を付けたいポイントを中心とします。

もちろん現場によって色んなルール、思想がありますので参考やきっかけ程度でも思ってもらえると嬉しいです。
kouji_maintenance.png

2.最初に取り組むべきポイント

早速、本題になりますが自分が案件に参画した際、これを最初に知りたい・知っておけば良かったと思うものを以下に列挙します。

①業務内容の確認
②体制の確認
③担当システムの概要確認
④アカウントの確認
⑤ドキュメントの確認

1. 業務内容の確認

参加PJにおける業務内容の確認は一番大事だと思います。
PJによって運用/保守の枠組みは異なりますので、大まかな業務の概要を確認することが重要です。
最初に全体像を抑えておくことで、細かい業務説明のイメージが掴みやすいと思います。
もちろん、細かい業務説明毎に確認したほうが良い場合もあるので、現場の空気感や説明担当者さんの忙しさ含めて様子を見る必要があるかと思います。
antenna_memo_man.png

2. 体制の確認

どのPJにおいても必要ですが、まず指示命令系統・緊急時のエスカレーション先を確認します。
運用/保守において報連相は業務上特に注意が必要なものになります。
利用者の影響有無、トラブル時の被害有無などシステムに継続的に携わる立場では”確認”がとても重要になります。
業務を遂行するにあたり承認をもらう人、ヒヤリハットや事象発生のエスカレーション報告先の人は必ず確認しましょう。
基本的に上長やチームリーダーに当たる人が最初の連絡・報告先にはなりますが、不在の場合も考慮し連絡すべき人を把握しておくことは大事になります。
 caste_company.png

3. 担当システムの概要確認

担当システムの概要確認は、システムの運用/保守に携わる上で必要不可欠なものです。
システム全体が運用/保守対象である場合は問題ありませんが、対象がシステムにおける一部機能や連携元・連携先の場合、決められた範囲の理解では難しい場合があります。
関連システムや連携関係がある場合は、システム全体を把握することで運用改善やトラブル解決の観点が増えるため概要だけでも理解が吉です。
原因を切り分けすることで身を守る手段にもなります…
computer_server_based.png

4. アカウントの確認

システム運用/保守を行う上での基本中の基本になりますが、業務上利用するソフトウェアやサーバなどのアカウント情報は必ず確認しましょう。
個人で作成が必要なもの、業務用の共通アカウントがあるものなど、PJにより運用方針が異なりますのでルールも含めてアカウントの取り扱いを確認しましょう。
アカウントの管理簿がある場合は 格納先のメモも忘れずに。
他PJで作ったもの、個人で作ったものは基本的に利用NGが多いので注意してください。
internet_nidankai_ninsyou_man.png

5. ドキュメントの確認

個人的にPJ参加したときに一番気を付けたい点がドキュメントの確認です。
1や3にも関わるところですが、システムの要件定義書や基本設計書、パラメーターシートの有無は要確認です。
運用/保守を行っていくうえで、対象となるシステムがどのような思想でどのような意図をもって設定値が決められたか、作られているかを理解するにはドキュメントの存在が必要不可欠です。
運用改善するにしても、トラブル対応するにしても『何故その値を設定しているのか』を把握していないと、設定変更を行う裏付け調査が必要になるからです。
システム開発当時のメンバーがいる場合はヒアリングで済みますが、誰も居ない場合はドキュメントが頼みの綱になります。
ドキュメントがない、整備されていない。そんなPJは 『自分自身がドキュメントを作る』 という心意気が大事です。
computer_desktop_document.png

3.最後に

自分自身がシステムやインフラの運用/保守に携わってきた記憶を振り返って、PJ参加したときに知っておけばよかったな。と思うことを書き連ねてみました。

Qiitaに投稿するという貴重な機会を頂きましたが、こういったアウトプットは初めてのため分かりずらい、読みづらい点も多々あるとおもいますが少しでもお役に立てれば幸いです。

また、物事を学んでいくうえでアウトプットはとても大事な取り組みであることを再認識しました。
機会の有無に問わず、こういったアウトプットを積極的に行っていきたいと強く思いました。

最後までご拝読ありがとうございました。

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