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DatabricksAdvent Calendar 2024

Day 18

Databricksクラスターでグループ専用モードを利用できるようになりました!

Last updated at Posted at 2024-12-18

これは嬉しい。こちらのアップデートです。

グループに計算リソースを割り当て (パブリック プレビュー)

新しい 専用 アクセスモード (以前の シングル ユーザー) により、汎用コンピュートをユーザー グループまたは単一のユーザーに割り当てることができます。詳しくは、ユーザー グループにコンピュート リソースを割り当てる を参照してください。

なぜ嬉しいのか

これまでは、Databricks(汎用/ジョブ)クラスターでは以下のアクセスモードが提供されていました。

Screenshot 2024-12-18 at 11.23.37.png

複数ユーザーでクラスターを共有する場合は共有一択だったのですが、機械学習ランタイムが使えないなど、こちらにあるような制限がありました。なので、Databricksのフル機能を使おうとするとシングルユーザーモードを使うのですが、名前の通り一人のユーザーしか使えないモードなのです。痛し痒しです。

それが、今回導入される新たな 専用(Dedicated) アクセスモードによって、シングルユーザーモードのクラスターの機能を複数ユーザーで活用できるようになります。かつてのシングルユーザーアクセスモードが拡張され、グループも割り当てられるようになって専用アクセスモードになったという流れです。

なお、共有アクセスモードは標準(Standard)アクセスモードに名称変更されています。

マニュアルはこちら(翻訳は修正中なので明日には直っているはずです)。

ウォークスルー

機能の有効化

ワークスペース管理者がメニューのプレビューにアクセスします。

Screenshot 2024-12-18 at 11.16.35.png

Compute: Dedicated group clustersがありますので、こちらをオンにします。画面をリロードします。

クラスターの作成

クラスター作成画面がシンプルフォームにリニューアルされています。前の画面に戻すには上にあるシンプルなフォームをオフにします。表示される項目自体は変わっていません。個人的には最初に機械学習を選べるようになったのが嬉しいです。結構ありがちなのはMLランタイムを選ぶのを忘れるでしたので。あと、デフォルトはマルチノードですが、シングルノードをチェックすることで、シングルノードクラスターに切り替えることができます。

Screenshot 2024-12-18 at 11.18.16.png

基本設定はこんな感じで。

Screenshot 2024-12-18 at 11.18.44.png

画面を下にスクロールしてAdvancedを展開します。ここでアクセスモードを指定します。デフォルトではコンピュート構成に基づいて自動でアクセスモードが決定されています。今回は専用のままで問題ないので、作成済みのグループDSを選択します。

Screenshot 2024-12-18 at 11.36.43.png

Screenshot 2024-12-18 at 11.20.05.png

これで、グループメンバーがアクセスできて、かつてのシングルユーザークラスターで利用できたフル機能を活用できるようになります!制限事項にご留意の上ご活用ください!

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