こちらの新機能です。
AI/BI Genieとは
AI/BI Genie は、ビジネスチームが自然言語でデータと対話するための会話型エクスペリエンスです。Genie は、組織特有のビジネス用語やデータに合わせた生成 AI を活用し、ユーザーからのフィードバックから継続的に学習します。これにより、経験豊富な同僚に質問するのと同じように質問し、企業のデータから直接的で関連性のある正確な回答を取得できます。
要は、Genieでは生成AIを活用することで日本語でデータ分析を行えるようになります。
信頼できるアセットとは
背後では生成AI(LLM)が動いているので、プロンプトが重要です。Ginieに指示(instruction)という形でシステムプロンプトを定義することができますが、これ以外にも以下のようなオプションがあります。
マニュアルの日本語が微妙(後で直しておきます)ですが、以下のような説明となっています。
信頼できるアセット(trusted assets)は、予想されるユーザーからの特定の質問に回答するために作成できるユーザー定義のテーブル関数です。これを活用することで、一般的な質問に答えるためのれしぽとして機能する、検証済みのパラメーター化されたSQL関数を定義できます。ユーザーによって信頼できるアセットが呼び出されるような質問をすると、レスポンスにはその旨が表示され、結果の正確性をさらに保証することができます。
信頼できるアセットとSQLサンプルの違い
この機能を見た時には、自分もこちらの疑問を持ちました。こちらに書いてありますが、自分は以下のように理解しました。
信頼できるアセット | SQLサンプル |
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ウォークスルー
こちらでも使った日本のCOVID-19感染者数のデータでGenieスペースを作ります。
Instructionsにアクセスすると、一番下にTrusted Assetsが追加されています。
よくある質問として都道府県の数は?
と聞かれることを想定します。そのまま聞いてもSQLを実行してはくれるのですが、自明な質問なのでここで使ってみます。
関数を作成します。
CREATE
OR REPLACE FUNCTION takaakiyayoi_catalog.japan_covid_analysis.total_prefectures (
) RETURNS TABLE
COMMENT '都道府県の数に関する質問に対応
質問例: "日本の都道府県の数は?", "都道府県は何個"'
RETURN
SELECT 47 AS total_prefectures;
以下のような質問をします。
都道府県の数は?
ご活用ください!